無意識のうちに顎が出てると思うことはありませんか。
「これは骨格の問題なのかも!」と思い込んでしまうこともあるかも知れませんが、骨格の問題ではなく姿勢の問題です。
このまま顎が出てる姿勢を続けていては、首に大きな負担をかけてしまうばかりです。
では、どのように姿勢を意識して正せばよいのでしょうか。
デスクワークで長時間の座り姿勢が習慣化している方には、顎が出てるのに加えて背中が曲がって猫背の姿勢の方が多いものです。
この姿勢を毎日続けていると、腹筋が徐々に低下してポッコリお尻にもなりやすくなります。
それから、デスクワークの方に限らず現代人に多い習慣と言えば、パソコンやスマホの使用です。
画面に集中しているうちにだんだんと顔が画面に近づいて、顎が前に出てることや前のめりの姿勢になってしまうことがよくあります。
そのような姿勢が原因で、頭の重みを支える首が張ってきて、首こり、肩こりになってしまうことがあります。
長時間の運動で疲れた時に顎が出てることも!
顎が出てるのは、何もデスクワークとかパソコンやスマホの使用の時だけではありません。
実は、長時間の運動、力仕事などで疲れた時に、無意識のうちに顎が出てることもよくあるのです。
疲れている時は、人によっては下を向いてうつむき加減になってしまう方もいるのですが、逆に上を向いて顎が出てしまう方もいるようです
。
いずれにしても、首に負担のかかりやすい姿勢ですので注意が必要です。
顎を引くには、頭のもっとも重い部分が首にのしかかったような姿勢を心掛けること!
「顎を引いて!」と言われても、どういう姿勢が顎を引いている姿勢なのか鏡を見てもよく分からない方は多いのではないでしょうか。
そんな方は、まず鏡の前に横向きの状態で立って自分の姿を確認してみましょう。
鏡をチェックした時に、おでこと顎先が地面に垂直な一直線になっていませんか。
もしそうだとすれば、顎が出ている状態になっています。
首の後ろのラインに頭のもっとも重い部分がのしかかったように感じる姿勢が、顎がきちんと引けていることになります。
顎を引くのは首や肩のコリを予防できるだけではなく、メンタル的にもプラス!
顎が出てる姿勢は何となく楽に感じるかも知れませんが、実は重い頭を支える首から肩にかけての部分に大きな負担がかかっています。
ですので、首や肩のコリの原因になるだけではなく、エラの筋肉を発達させて顔の骨格を広げてしまうことにもなります。
さらに、体に余計な力がかかっている分、メンタル面でもマイナスになりやすいものです。
顎を引く姿勢を心掛けることで首や肩、精神の負担を軽減して小顔効果も期待できるなら、正しい姿勢を毎日の習慣にしたいものです。
まとめ
「顎が出てる。」とか「顎を引いた方が良い。」と言われても、無意識の姿勢だからこそ今までピンと来なかった方も多いのではないでしょうか。
しかし、顎を引く姿勢さえ正しく出来るようになれば、首や肩、顔の骨格、メンタルなどプラスになることはたくさんあります。
ですので、顎を引く姿勢をぜひ毎日の習慣にしてみてください。
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