ふくらはぎが痛いと感じる時には、正しい方法でマッサージを行えば痛みが改善することがあります。 しかし、マッサージを行う時に、痛いと感じることもあるでしょう。 「痛いけど気持ち良い。」と言うのであれば、自宅でのマッサージの力加減の基本ですので問題ありません。 では、特に注意が必要なふくらはぎの状態、正しくマッサージを行うポイントについて見ていきましょう。 ふくらはぎの痛い場所で体の不調が分かる! ふくらはぎには内側や外側、裏側などの場所があって、この中のどこが痛いのかで体の不調が分かることがあります。 さらに、気になっている体の不調があれば、その不調に関係するふくらはぎの部分をマッサージすれば改善効果が期待できそうです。 まず、ふくらはぎの内側が痛い場合には、生理不順や更年期障害、ホルモンバランスの乱れの他、冷え性や便秘、肝臓の病気が考えられます。 ふくらはぎの外側が痛い場合には、頭痛や腰痛、肩こりなどの疲労、めまいや耳鳴り&の耳に関するトラブル、肋間神経痛、膝痛などが考えられます。 ふくらはぎの裏側が痛い場合には、動悸や息切れ、頭痛、むくみ、膀胱炎、そして精神的な不調、神経痛、腰痛などが考えられます。 ふくらはぎに柔軟性が無かったり、違和感があったりするのは体の不調かも! ふくらはぎが柔らかすぎるのも良くないのですが、硬すぎるのも良くないようです。 マッサージで軽い刺激を加えているだけなのにやたら痛いと感じるのは、体に何らかの不調があるのかも知れません。 それから、ふくらはぎと手の温度を比べてみて、火照っているように感じたり冷たく感じたりするのも、体の不調のサインなのかも知れません。 ふくらはぎのマッサージは全身の血行改善に繋がる! ふくらはぎは体の健康状態をよく表わすもので、「第2の心臓」と言う呼び方をすることもあります。 実は、ふくらはぎは血液の循環において心臓くらいに重要な役割を果たしており、具体的には足先からの血液を上半身に向かって押し戻す働きを担っています。 全身の血液循環を良くして全身の組織を活性化してくれる部分で、マッサージを行うことでふくらはぎだけではなく全身に対する良い効果が期待できます。 中には、ふくらはぎのマッサージで、高血圧が改善したと言う人もいるようです。 ふくらはぎのマッサージは部分ごとに分けて順番に行い、最後に痛い部分を集中的に行うのが良い! ふくらはぎのマッサージを行う際には、まずは内側、裏側、外側と部分ごとに順番にケアしていきましょう。 そして、痛い部分、体の不調に関係する部分などを、最後にもう一度集中的にケアするのが良いでしょう。 マッサージの力加減は痛いくらいに強すぎても、逆に弱すぎても駄目で、「痛いけど気持ち良い。」くらいの適度な刺激が効果的と言われています。 ただ、少し刺激を加えただけでも痛いと言う場合には、無理に圧をかけるのはやめましょう。 まとめ ふくらはぎは痛みの感じ方で体の不調が分かるだけではなく、マッサージを行うと全身の組織を活性化してくれる重要な部分です。 マッサージは「ちょっぴり痛いけど気持ち良い。」くらいの力加減で、ふくらはぎを内側、裏側、外側と部分ごとに分けて順に刺激していくのが良いでしょう。 ちょっとした刺激だけでも痛みがある時は決して無理はせず、軽くさする程度でも大丈夫です。
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