ちょっとした足のしびれや痛みなら良いとして、これらの症状が長く続くことはありませんか。 もしかしたら神経や筋肉、関節などの不調があるのかも知れません。 では、足のしびれや痛みから考えられるものには、一体どのようなものがあるのでしょうか。 じわじわと鈍い痛みがあるのは、筋肉や関節の不調が原因! 足のしびれや痛みなどの症状自体は鈍く、じわじわと来る感じがする場合には、筋肉や関節の不調が考えられます。 まず考えられるのが筋筋膜痛症候群で下半身の筋肉の不調で、お尻や腰などの筋肉に出来たコリが足に痺れを引き起こすことがあります。 それから、腰の関節の不調として、椎間関節症候群や仙腸関節症候群などの症状の疑いもあります。 これらはが起こるとお尻からふくらはぎにかけての部分でしびれがあり、腰の関節の痛みが下半身のしびれの症状を引き起こしています。 びりびりと鋭いしびれがあるのは、神経の圧迫が原因! びりびりと電気が走っているかのような鋭い足のしびれや痛みを感じることはありませんか。 このような症状の場合には神経の圧迫が考えられ、坐骨神経痛や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの症状が考えられます。 坐骨神経痛は骨格や筋肉が坐骨神経を圧迫するもので、椎間板ヘルニアは腰の骨と骨の間にある椎間板の亀裂や突出などで周辺の神経を圧迫するものです。 そして、脊柱管狭窄症は、背骨の神経をカバーしている脊柱管で神経の圧迫が起こる症状です。 しばらく歩くと強いしびれで歩けなくなり、しびれが治まるまで休んでいればまた歩けるようになります。 神経や血管、内臓の病気で足のしびれや痛みが起こることも! 足のしびれや痛みなどの症状は、神経や血管、内臓の病気が引き起こしていることもあります。 例えば、神経の病気だと神経に腫瘍が出来ていたり、循環器系の病気だと脳梗塞と脳腫瘍、心筋梗塞などがあります。 内臓の病気だと前立腺や尿管などの異常があり、他にも糖尿病、足底筋膜炎(足底腱膜炎)などで足のしびれや痛みが起こることがあります。 病気による足のしびれや痛みは、病気自体を治療しなければ解決しない! 筋肉のコリ、関節の不調、神経の圧迫などの筋肉や関節、神経などが起こしている足のしびれや痛みであれば、病気ではなくあくまでも症状です。 ですので、マッサージやストレッチなどのケアで、筋肉や関節、神経などの問題を除去することが出来れば症状が改善できることが多いです。 しかし、神経の病気、循環器系の病気、内臓の病気など、病気が関係している足のしびれや痛みの場合には、そういう訳には行きません。 病気自体を治療するより他なく、中には重大な病気もありますので早めの対応が必要です。 まとめ 皆さんの気になっている足のしびれや痛みの原因を特定するためには、まずはじわじわとした痛みかびりびりとした痛みかを考えてみてください。 前者であれば筋肉や関節の不調、後者であれば神経の圧迫が考えられます。 この他、足のしびれや痛みには神経や血管、内臓の病気などが関係していることもあり、重大な病気には十分に注意する必要があります。 心配であれば病院に行って診てもらうといいでしょう。そこで重大な病気の可能性がなければ、「しびれ」に関する施術を得意とする 整体や接骨院などがありますので、そういったところに相談してみるのもいいかもしれません。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします