足の筋力を鍛えるトレーニングとして、雑誌とかネットでは大腿四頭筋の筋トレが紹介されていることが多いように感じませんか。 足には大腿四頭筋の他にも色々な筋肉が存在しているでしょうし、「なぜ大腿四頭筋なの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。 今回は、筋トレで大腿四頭筋を鍛える意味、大腿四頭筋を強化する筋トレの方法について見ていきましょう。 大腿四頭筋は太ももでもっとも大きい筋肉で、膝のバランスを整える役割を果たしている! 私たちの体に存在している筋肉は全て何かしらの役割を果たしているものなのですが、中でも大腿四頭筋は特に重要な役割を果たしています。 大腿四頭筋は太ももの前側にあって、太ももの中でもっとも大きい筋肉です。 膝の屈伸運動に関与している筋肉で、運動中に膝が崩れないようバランスを保つ役割を果たしている筋肉でもあります。 この筋肉を低下させてしまうと膝のバランスが崩れて、歩いたり立ち上がったり階段を上り下りしたりなどの日常的な動きが困難になってしまいます。 特に足に筋肉は腕以上に衰えやすいですので、日常的な動きをスムーズに保つためにも足でもっとも重要な大腿四頭筋を意識的に鍛えるのが良いでしょう。 運動不足の方や高齢者でも実践できる太もものスクワット 筋トレと言っても、さすがに本格的なものは運動不足の方や高齢者には厳しいでしょう。 そこで、誰でも実践しやすく効率良く大腿四頭筋を鍛えることが出来る、太もものスクワットをご紹介しましょう。 まずは、足は肩幅よりも若干広めに開いて、両手は甲を上に向けた状態で真っすぐ前に伸ばした状態で立ちます。 そして、太ももが地面と平行になる手前くらいの位置までしゃがみこみ、ゆっくりと元の姿勢に戻します。 この動きを15回繰り返し、1日2セット頑張ってみましょう。 膝を上下させる筋トレも、大腿四頭筋を鍛えるのに効果的! 大腿四頭筋を効率良く鍛えることが出来て誰でも実践しやすい筋トレに、膝を上下させる運動があります。 まずは、手は腰に置いて、両膝同士をくっつけた状態で真っすぐ立ってください。 そして、お腹に力を入れながら、ゆっくり片膝を上げ下げするのを15回繰り返します。 反対側の膝も同じようにやってみましょう。 背中が曲がったり、前かがみや横に倒れた姿勢になったりしないように注意しながら行うのがポイントです。 筋トレは膝や腰に負担をかけないように無理なく行うこと! 大腿四頭筋の筋トレを行う時に注意したいのが、反動を付けたり無理な姿勢を取って膝や腰に負担をかけないようにすることです。 日常的な動きをスムーズにするために筋トレをしているのに、かえって膝や腰を壊してしまっては元も子もありません。 大腿四頭筋がしっかりと使われていることを意識しながら筋トレを実践することも大切ですが、無理なく安全を心掛ける方がもっと大切です。 いざという時の支えになる壁の近くで筋トレを実践したり、必要に応じて家族にサポートしてもらうのもお勧めです。 まとめ 大腿四頭筋の筋トレの効果は、日常的な動作で大切な膝のバランスを整える太ももでもっとも大きい筋肉を鍛えられることです。 筋トレの方法としては、太もものスクワットや膝の上下運動など、運動不足や高齢者の方でも実践しやすいものがあります。 ただ、やり方によっては膝や腰に負担がかかってしまうこともありますので、ご自身で負荷のかけ方を上手に調整しましょう。
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