ドケルバン病は手首をよく使う方に多い症状なのですが、治療が必要なものなのでしょうか。 そもそも、ドケルバン病は、どういう症状なのか分からない方も多いでしょう。 では、ドケルバン病の症状、根本的な治療法などを見ていきましょう。 ドケルバン病は腱鞘炎の一種で、パソコンやスマホの頻繁な使用で起こりやすい! ドケルバン病は実は手首を酷使することで起こるもので、「狭窄性腱鞘炎」と言う名称でも言われるように腱鞘炎の一種です。 主に症状を感じやすいのは、手首だけではなく親指の付け根辺りもです。 育児で小さいお子さんを抱きかかえることが多いお母さんもドケルバン病になりやすいのですが、パソコンやスマホの頻繁な使用でも発症することがあります。 もちろん、パソコンやスマホの使用が全く駄目だと言う訳ではなく、適度な使用に留めておけば問題ありません。 ドケルバン病を悪化させると、日常的なちょっとした動作でも痛みを感じることが! ドケルバン病は初めはちょっとした痛みから始まりますので、まさかドケルバン病とは思わないかも知れません。 そのため、治療をせずに放置している方も多く、気付いた時には痛みがかなり悪化してしまっていることがあります。 痛いが酷くなると、食事で箸を使う時、ドアの開け閉めをする時、バッグを持つ時などの日常的なちょっとした動作でも激痛を感じることがあります。 トイレでお尻を拭く時、風呂で体を洗う時にも、痛みが気になることもあるようです。 ドケルバン病を根本的に治療するためには、手首への負担を少なくすること! ドケルバン病の原因が手首の酷使にある以上は、根本的な治療は手首への負担を減らすより他ありません。 ドケルバン病になると親指で炎症が起こり、このまま手首を酷使し続けているとますます症状は悪化して、少し親指を動かしただけでも激痛を感じることがあります。 手首を休ませるようにすれば、少しずつ炎症は回復していくはずです。 ただ、仕事や育児でやむを得ず手首を使用しなければならない場合には、少しでも手首を使用する時間を減らすよう心掛けてみましょう。 手首を休ませられない時には湿布やサポーターで対処! 仕事や育児でどうしても手首を使用しなければならず、なかなかドケルバン病の治療に専念できない方は多いでしょう。 こんな時には、湿布で痛みや炎症を落ち着かせるのも良いでしょう。 あるいは、サポーターやテーピングなどを使って、手首に負担がかからないよう固定するのも効果的です。 特に授乳中で湿布が使えないと言うお母さんの場合は、サポーターやテーピングでの固定の方が安全性が高くて良い対処法です。 まとめ ドケルバン病は育児だけではなく、長時間のパソコンやスマホの使用でも起こりやすい腱鞘炎の一種です。 根本的な治療のためには手首を休ませて負担をかけないようにすることですが、なかなかそういう訳にも行かない方は多いでしょう。 こんな場合には一時的な対処法として、湿布やサポーター、テーピングなどを活用するのがお勧めです。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします