テーピングは「難しそう。」とか「面倒。」と感じる方が多いのですが、適切な方法を身に付ければ様々な効果を得ることが出来ます。 テーピングの効果は怪我に対するものだけではなく、スポーツでのパフォーマンスの向上もあるのです。 このように考えると、スポーツを日常的に行っている方ほど、正しいテーピングの方法を身に付けて損はありません。 では、テーピングの効果について詳しく見ていきましょう。 テーピングでは患部に負担をかけないよう固定することが出来る! まず、誰もが知っているテーピングの活用法は、怪我をした時に患部を固定するものでしょう。 もちろん、テーピングをしたから、怪我を根本的に治療できると言う訳ではありません。 しかし、テーピングを正しく行うことで、怪我をしてダメージを受けた筋肉や腱、靭帯などに負担をかけないようにする効果が期待できます。 パフォーマンスの低下を防ぎつつ、今までに近い状態でスポーツに集中しやすいのも、テーピングで得られる効果です。 テーピングで怪我の発生や悪化を予防することが出来る! テーピングは怪我をしている最中だけではなく、今後怪我の不安がある場合にも良い効果が期待できます。 怪我をしている時には患部を、怪我の不安がある場合にはその部分を固定することで適度な圧を加えます。 すると、患部をピンポイントで圧迫することが出来て、炎症や腫れ、痛みなどの症状を和らげて症状の悪化を予防することが出来ます。 怪我の発生や再発を防ぐのにも役立ちます。 テーピングで患部の可動域をコントロールすることが出来る! テーピングを適切に行うと、特定の部分の可動域をコントロールする効果が期待できます。 ちなみに、捻挫や脱臼などの怪我は、関節が限界部分を越えて可動してしまった場合に起こりやすくなります。 テーピングではこのような状態を予防して、曲げ伸ばしなどの筋肉の動きを上手にコントロールすることが出来ます。 この他、テーピングには筋肉が伸びすぎないように予防する効果もあります。 テーピングで怪我に対する恐怖心を取り除くことが出来る! 一度でも怪我の経験があると、「また同じような怪我をするのではないか。」とか「今している怪我がどんどん悪化するのではないか。」と不安な気持ちになることはありませんか。 こんな時にはテーピングで患部や不安な部分をしっかりと固定しておけば、怪我の悪化や再発を予防しやすくなります。 ですので、同時に怪我に対する不安も取り除きつつ、安心してスポーツのプレイに集中することが出来ます。 まとめ 「テーピングをしても根本的に怪我が治療できる訳ではないのに、何のためにわざわざ難しく面倒な作業をしなければならないのだろう。」 今までテーピングに対して、このように考えてきた方は多いでしょう。 しかし、テーピングには患部や怪我の心配のある部分を固定することで、怪我の発生や悪化を予防したり、患部の可動域を調整したり、スポーツに集中しやすい状態を維持したりする効果が期待できます。 ですので、日常的にスポーツをしている方ほど、面倒臭がらずにチャレンジしてみることをお勧めします。
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