股関節痛を感じたら、普段の歩き方が股関節に負担をかけてしまっているかも?と歩き方を見直してみるきっかけにしてみるといいでしょう。 歩く動作は誰もが行う日常的な動作ですが、日常的な動作だからこそ毎日のように股関節に負担をかけやすいのです。 では、股関節痛が気になった時は、一体どのような歩き方で股関節への負担を軽減したら良いのでしょうか。 踵の着地の時と体重がのしかかる時に股関節に負担がかかりやすい! 股関節痛など、特にトラブルがなければ、いつどういう形で股関節に負担がかかっているのかなどと考えないかも知れません。 しかし、歩き方について考えてみると、何となく股関節に負担のかかるタイミングが分かるのではないでしょうか。 それは、踵の着地の時と体重がのしかかる時です。 何も考えずに歩いていれば、これらのタイミングでまともに体重による負担がかかります。 静かに足を着地させること! 股関節痛に悩まされている方には、ドンドンと足の着地音を鳴らすような歩き方をしている方が多いものです。 このような歩き方では、足の裏から足首、膝上、股関節へと衝撃がまともに伝わってきてしまいます。 しかも、歩く動作は日常的に行うものですので、毎日のように繰り返していれば当然股関節への負担も大きく積み重なるはずです。 前に進む時に足を高く上げ過ぎず前に出すことを意識し、膝や爪先は常に真っ直ぐ前を向けるようにします。 そして、膝は伸ばしきらず若干曲げた状態で踵から静かに足の裏全体を着地させていくと、股関節に負担がかかりにくくなります。 足の指を使って蹴るように前進すること! 「歩く時に足の指を使っていない。」と言う方はきっと多いでしょう。 しかし、足の指が常に浮いているような歩き方では、踵に重心が集中して足全体のバランスが悪くなって股関節痛の原因になります。 それだけではなく、前進しにくく歩くスピードも遅くなってしまいます。 足が地面から離れて前進する際には、軽く蹴るようなイメージできちんと足の指を使いましょう。 脚の外側の筋肉に体重が偏らないようにすること! 歩く時に、太ももや膝下など脚の外側の筋肉に体重が偏っていませんか。 特にO脚の方だと、このような歩き方になりやすいです。 股関節痛を改善するためには脚の内側の筋肉を意識的に使いながら歩くことが大切で、お尻の穴を軽く締めるようにすると良いでしょう。 お尻の穴を意識することで、体のバランスが安定しやすくなります。 まとめ 歩く動作は毎日のことですので、歩き方を考え直さなければ股関節痛を悪化させる原因になってしまいます。 股関節に負担をかけないためには、まずは静かに足を着地させてまともに足全体に衝撃が加わらないようにすることです。 そして、足の指を使うこと、脚の内側の筋肉を意識して外側の筋肉に体重が偏らないようにすることも大切です。 歩き方についてもっと知りたい方はヘルモアのコラムニスト、河野 伸幸先生のコラム>>「歩くことを気にしてみると、気づくことがある。」がおすすめです! ぜひ読んでみてくださいね!
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