スポーツで頻繁に行うジャンプによる衝撃で起こるジャンパー膝は、テーピングで悪化を防ぐことが出来ます。 ただ、テーピングはやり方を間違ってしまうと、必要な部分が固定されず逆効果です。 では、ジャンパー膝の悪化に効果的なテーピングのコツを見ていきましょう。 【動画】膝の痛みに対処するためのテーピング方法 今治・膝の痛みの時の膝関節のテーピング動画基本編 台東区のアスリート専門整骨院 膝蓋骨のテーピング ひざのテーピング ひざの痛みが残っている状態におすすめのテーピング方法 ジャンパー膝をテーピングするのは、膝にかかる負担を分散させるのが目的! ジャンパー膝のテーピングは、ただ専用のテープを貼れば良いと言うものではありません。 そもそも、テーピングの目的は、ジャンパー膝の悪化に繋がる可能性のあるジャンプやランニング、歩行などの動きによる負荷を分散させることにあるのです。 歩行の際の足の着地だけでも、体重の8倍の負荷が膝蓋腱や膝蓋骨の周辺に集中すると言われています。 テーピングでの固定によって患部に上手く圧をかけることが出来れば、膝への負荷の集中を解くことが出来ます。 膝周りにドーナツ型にテープを貼って、必要に応じて補強すること! ジャンパー膝のテーピングは、椅子に座って膝を曲げた状態で行います。 まずは、大腿四頭筋の中心部から膝下に向かってY字に切ったテープを貼り、膝のお皿をテープでドーナツ状に包むようにします。 次に、膝下の膝蓋腱でテープを交差させて、さらに大腿四頭筋の中心部に向かってテープを貼り重ねて補強します。 最後は、膝を伸ばした状態で、大腿四頭筋の上から膝を押し込むように横向きにテープを貼り重ねていきます。 ズレや隙間が出来ないようにテーピングすること! ジャンパー膝のテーピングで注意すべきポイントとして、まずは激しい運動でテープがずれないようにすることです。 ズレを防止するためには、テープスティックをスプレーして乾燥させるのが良いでしょう。 それから、隙間だらけのテーピングは、運動時の切り傷の原因になります。 テープ内に空気が入り込まないように注意しつつ、たるんだりシワになったりしないようにしましょう。 また、肌がデリケートな方は、ワセリンを付けたガーゼを当ててテーピングすると肌へのダメージを最小限に抑えることが出来ます。 テープは皮膚に負担がかからないように剥がし、粘着の跡も残さないように! ジャンパー膝を悪化させないためには、テーピングをするだけではなくテープの剥がし方も重要です。 テープは肌を押さえながら、肌に対して平行に少しずつ剥がしていきます。 垂直に無理な力を加えて剥がすと、患部に負担がかかってしまいます。 粘着の跡が残りそうな場合も、スティックアウトを活用して粘着の跡が残らないようにしましょう。 まとめ ジャンパー膝のテーピングは、患部を固定して動作によってかかる負担を分散させることが目的です。 膝をドーナツ状に囲ってテーピングし、その上からテープを重ねて補給することも大切です。 テーピングはズレや隙間を作らないようにして、運動後は肌に負担をかけないようにテープを剥がし、粘着の跡もしっかりと落としましょう。
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