健康維持のために、毎日歩いている人は多いと思います。 「歩く」という動作は、全身の筋肉と骨格を使って運動しています。 さらには、呼吸のリズムを意識する事で全身に酸素が行き渡るので、とても良い有酸素運動です。 健康ウォーキングを30分(一分間に100歩の早歩きペース)すると消費カロリーは約100kcalです。 ジョギングなどに比べると、消費エネルギーは少ないですが、心臓などに負担をかけることなく行なう事ができるので、年齢の高い方にもオススメできます。 ダイエットに効果的!モデルウォーキングとは? また最近新たに注目されてきているのが、モデルウォーキングによるダイエット効果です! これは、ファッションモデルがショーなどで披露する、ランウェーを颯爽と歩く、あのエレガントな歩き方を取り入れた方法です。 モデルのように歩く!? 難しく考える必要はありません。 一番のポイントは「姿勢」を意識するという事だけです。 ファッションモデルの方が歩いている姿はなぜ綺麗に見えるのか? それは「正しい姿勢」で歩く事がポイントです。 実は先ほども述べましたように「歩く」という動作は「全身運動」です。ですから全身の筋肉と骨格の歪みが、あなたの歩き方も決めているといっても過言ではありません。 私はプロを指導するトレーナーとして、必ず行なっているのが、「歩行観察」です。歩いている姿を観察すると、その方の姿勢の歪みが瞬時でわかります。 それくらい「正しい姿勢」で歩くだけで、美しく健康的なプロポーションを手に入れる事ができるのです。 それでは美しい姿勢で歩くためのいくつかのポイントを教えましょう。 美しい姿勢で歩くための3つのポイント 1.頭の重心 1つ目は頭の重心。 人間は頭の重心が前に傾く人が大変多いです。これでは首も曲がり、肩も開き、お尻が後ろに突き出てしまうために、とてもかっこ悪い姿勢になってしまいます。 2.お腹(腹筋)を伸ばすイメージ 2つ目は、お腹(腹筋)を伸ばすイメージで歩く。これは胸を張って歩くとい感覚に似ていますが、女性が必要以上に胸を張って歩くのはあまり美しくはありませんね。 イメージとしはおへそを縦に伸ばす事で、カラダが伸ばされて、お腹力が入るので、骨盤やお尻のフォルムも美しくなります。 3.膝の向き 最後は膝の向きです。 だらしなく歩いていると、どうしてもガニ股、O脚になってしまいます。そうすると内股の筋肉が弱ってきます。そこで膝が少し擦れ合うくらい、それぞれの足を外側から内側にもってくるイメージで歩くと良いです。 正しい姿勢を維持するために適度な筋肉に緊張感を持たせる事ができます。 その結果、インナーマッスルが刺激されて、美しいスタイルを手にいれることが出来るのです。 たった3分で弱ったカラダが復活する 真呼吸ストレッチ 著者:清水真 出版社:神宮館 筆者プロフィール 清水真 一般社団法人姿勢道普及協会理事長 日本メンターコーチング協会コーチ 手技塾札幌代表 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター 整体師として延べ13万以上を施術。プロスポーツ選手(水泳五輪選手・プロ野球・プロサッカー・スノーボード女子選手等)の指導トレーナーとしても活躍。その経験から「姿勢を良くする健康体操」をテーマに著書を出版(4冊)。現在は企業講師・行政自治体講師・学校講師など全国で開催中。その傍らで、プロの治療家向けの手技塾。ブランディング講座。コンサル。マナー教育指導。ホスピタリティーコーチングなど業界の後進育成にも力を注いでいる。
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筆者プロフィール
清水真
一般社団法人姿勢道普及協会理事長
日本メンターコーチング協会コーチ
手技塾札幌代表 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター
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