初めまして。 ACCORD整体院の木下と申します。東京の立川で整体院を経営しています。 今回は前回のお話の続きで、『胸郭を支える』お話です。 前回のお話しで骨盤の前傾と後傾の状態が良くないとわかって頂けたかと思います。 これからの話は骨盤が前傾も後傾もしていない状態が前提での話になります。 筋力があっても下垂する 筋肉があっても重力に負 けて下垂します。 これは男女関係ありません。 余分な脂肪はただ単純に負荷(重い荷物)になります。 女性は良くも悪くも脂肪が男性に比べてついています。 良い部分は女性らしさの象徴ということ、悪い部分は男性に比べて筋力が少ないのに負荷が多いということです。 もちろん男性も筋力不足で脂肪を蓄えてしまうと下垂します。しかし男性であっても下垂しないようにあらゆる筋肉を鍛えるということはほぼ不可能に近いです。 そして下垂する部分としてはお尻、胸(乳房)、顔が下垂しやすいです。 これはその部分に脂肪がつきやすいからと言えます。 脂肪を蓄えている量としては、お尻>胸(乳房)>顔となり やすいのですが、胸(乳房)はブラで支える人が多くても、お尻を支えるための下着を日本人はつける習慣がほぼありません。 お尻が下がると皮膚は引っ張られ胸・顔まで下に引っ張られます。 詳しくは次回のコラムで説明いたしますが、筋肉があっても重力に負けて下垂する理由はお尻を支えてないことも原因です。 そして重力に負けた胸(乳房)が下垂し、胸郭が支えられてない状態になります。 胸郭が支えられてないとどうなるか… ・くびれない→胸郭と骨盤の距離が縮むため ・下っ腹がポッコリになる→内臓が下垂し骨盤を受け皿として使うため、内臓の行き場がなくなりポッコリに ・骨盤が広がる→内臓が下垂するため ・腰痛や内臓の動きが悪くなる→内臓が下垂するため ・骨盤の前傾や後傾になりやすい→内臓が下垂するため ・背中や肩の筋肉の動きが悪くなる→骨盤の前傾・後傾のため ・ストレートネックになる→骨盤の前傾・後傾のため ・肩がうちに入ってくる→ストレートネックのため 順番通りにこうなるとは言えませんが、上記のような問題は多々出てきます。 胸郭が支えられてないだけで『くびれない』だけでなく身体の中の不調まで引き起こします。 どのようにして胸郭を支えればいいのか ではどのようにして胸郭を支えればいいかというと ・体幹を強化する(特に腹部・腰部の筋肉のインナーマッスル) ・胸(乳房)を支える(男性の場合は脂肪を燃やす&筋肉強化、女性の場合はブラをつける、ただしブラの選び方には注意) ・胸を支えるために菱形筋を強化する ・骨盤の傾きを注意する(前回のコラムをお読みください) ・頭の位置を注意する(前回のコラムをお読みください) 体幹の鍛え方は長友選手の本を参考に 体幹の鍛え方はサッカーの長友選手が有名です。 検索したり、本を読んでみてください。 上記の筋肉で『菱形筋』これ聞いたことある方・知ってる方はマニアックです。 この菱形筋が非常に大事になってきます。 菱形筋は脊柱と肩甲骨を結んでいるものでこの菱形筋の働きで肩甲骨が外側に動いたり、背骨側に近づいたりします。 この菱形筋がしっかりしていて動きが良ければ、肩甲骨が背骨側にを引っ張られます。 それと同時に胸が張る姿勢になるので、胸筋よりも菱形筋の方が大事だったりします。 この菱形筋の動きを良くするストレッチが ・立つ ・バンザイする ・手のひらをくっつける※その時に二の腕が耳より後ろにある ・上に腕を伸ばす※脇が伸びてる感覚なら良し ・3秒キープ ・上記の状態から肘を曲げる ・手のひらをひっくり返す※外側を向くように ・肘を下にさげる ・右肘と左肘が背中でくっつくようなイメージで胸を張る ・3秒キープ ・バンザイするに戻る これを15回ぐらい毎日やっていただけると変化が実感出来ると思います。 次回は胸を支えるためのブラジャーなどの下着について熱く語っていきます(*^▽^*) 大事なまとめ~胸郭を支えるために~ ①体幹を鍛える ②きちんとしたブラ選びとつけ方 ③菱形筋を鍛え、かつ動きを良くする ④お尻を支えられる下着を着用する 筆者プロフィール 木下正史 ACCORD整体院代表 整体師歴は8年で今は主に美容整体をやっています。 美容整体師の目線からみた時に女性のプローポーションを美しくするには骨格が非常に大事になってきます。 また骨格以外の部分でも大切なことはたくさんあります。 痛い・重い・だるいの症状やキレイになりたい・痩せたい等のゴールがある施術に関しては『通わせない』ことをコンセプトとしています。
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筆者プロフィール
木下正史
ACCORD整体院代表
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