生理が近付くたびに、肌荒れに悩まされている女性はいませんか。 生理が終わって肌が落ち着いたと思っても、生理は毎月あるもので何度となく肌荒れを起こしている人も多いでしょう。 今回は、今からでもすぐに始められる対策法をご紹介しましょう。 生理前の肌荒れの原因はプロゲステロン! 生理スタート日の2週間程前には排卵が起こるのですが、排卵が終わるとプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増加します。 プロゲステロンは妊娠を継続するために大切なホルモンで、赤ちゃんを育てるための水分や栄養を体内に蓄える役割を果たしています。 ただ、プロゲステロンには皮脂の分泌を促進する作用もあって、肌荒れや他の肌トラブルを引き起こす原因になります。 野菜やイソフラボンを摂取する 生理前の肌荒れを予防するためには、食生活での栄養バランスを整えるのが効果的です。 具体的には、野菜やイソフラボンを積極的に摂取すると良いでしょう。 緑黄色野菜を中心とした野菜には、肌の修復力を高めて肌を健康に保つビタミンが豊富に含まれています。 それから、女性の体内では、生理スタート日から排卵日にかけて、美肌に良いエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が増えます。 エストロゲンに似たような働きをする成分がイソフラボンなのですが、イソフラボンは豆腐や納豆、味噌、豆乳などの大豆食品に豊富に含まれています。 十分な睡眠で肌の修復力を高める 生理前に肌荒れが起こりやすい人には、睡眠不足で疲れが溜まっている人に多いものです。 実は、肌が日中の活動中に受けたダメージは、夜の睡眠中に修復されます。 しかし、十分な睡眠が取れていないと、肌を修復することができずダメージが積もっていきます。 特に夜の22時から2時にかけての時間帯は、もっとも肌の修復力の高い時間帯です。 できるだけこの時間帯を含めて十分な睡眠時間を確保し、生活リズムを整えましょう。 ストレス解消で皮脂を増やさないようにする 皮脂の分泌が過剰になると言うことは、肌のバランスが乱れていると言うことです。 誰でもストレスはあるものですが、ストレスが溜まりすぎていると肌のバランスが崩れて、生理前の肌荒れが起こりやすくなります。 ですので、ストレスを溜めすぎないためにも、ストレス解消を心掛けましょう。 適度な運動を習慣にするのも良いですし、週に1回はショッピングや食事、趣味を楽しむのも良いでしょう。 まとめ 生理スタート日の2週間前からは、皮脂を過剰にするプロゲステロンの分泌が増えるため、肌荒れが起こりやすくなります。 生理は毎月のことで仕方がないと諦めたくなるかも知れませんが、今からでも対策を始めれば、肌荒れの症状を軽くすることができるでしょう。 具体的な対策としては、野菜やイソフラボンを積極的に摂取したり、十分な睡眠で疲労やストレスを溜めないようにすることが挙げられます。
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