女性がスーツにパンプスでさっそうと歩く姿、かっこいいですよね。 でも、パンプスが合わなくて歩くたびに足指の巻き爪の痛みがジンジンするときには、かっこ良く・・・なんていっていられません。 足の親指が噛みつかれたような痛みに耐えて歩いている。 鋭い痛みがで集中して仕事が出来ない。 パンプスを脱いで裸足で帰りたい! そんな経験ありませんか? 放おっておくとどんどん爪が食い込み赤く腫れ上がり痛みが増します。時には爪が皮膚を傷つけ膿んでしまうことも。 そうなってしまう前に応急処置として自分でできる対処法を3つお伝えします。 巻き爪にはスクエアカットがおすすめ 巻き爪が痛いので、爪のサイドを切り落とし三角屋根のように深爪にしていませんか? 深爪は今すぐにやめましょう。 なぜなら、爪が巻き込んでしまう原因になるからです。 巻き爪の方にはスクエアカットがおすすめです。 爪の先端の白い部分が1ミリくらい残る程度に四角くやや平らに切り、角は爪やすりを使ってストッキングが引っかからないよう丸みをつけましょう。 また、巻きが強い爪や硬い爪の方は、お風呂あがりなど、爪が柔らかくなったときに爪を切ることをお勧めします。 また巻き爪用の爪切りペンチがあると楽に切れて便利ですね。 コットンパッキングで巻き爪の痛みが緩和します あなたはコットンパッキングという方法をご存知でしょうか? コットンパッキングでは、コットンをちぎって直径3ミリくらいに丸めたものを、1つの爪に対して2つ作ります。 それを爪の両サイド、皮膚と爪の間へピンセットや爪楊枝を使って慎重に差し込みます。 爪と皮膚のすき間を徐々に広げてゆく効果もありますから、軽度の巻き爪の場合はこの方法で治ってしまうケースも有ります。 ただしコットンを詰め込むすき間がないほど巻き込んでいる爪の場合にはかえって痛くなってしまいますのでご自分で調節してください。 巻き爪の食い込みを防ぐにはテーピング 巻き爪の食い込みが痛い場合は、ドラッグストアなどで販売している伸縮性のテーピング(2.5センチ幅)を用いることで痛みを改善することができます。 食い込んでいる爪のサイドの皮膚からテープを貼り、テープを引っ張りながら指に巻き付けていきます。 このテーピング法は、爪のすき間を広げるので、巻き爪が皮膚に食い込むことを防ぎます。 まとめ さて、今回ご紹介した3つの巻き爪の対処法はいかがでしょうか? どの方法もあくまで応急処置の方法ですが、痛みを改善することができるので、ぜひいとどお試し下さいね! また、合わないパンプスは巻き爪を悪化させる原因になってしまいます。 痛みを我慢しながらパンプスで歩き続けると、どうしても不自然な歩き方になり、腰や股関節・膝・足関節などの歪みや痛みが出たり、さらには背中、肩、首なども歪み、全身の不調を引き起こします。 パンプスを履いた時に痛むだけだから大丈夫・・・と自己診断せず、巻き爪になってしまったら、早めに医療機関やフットケアサロンなどで巻き爪の治療や施術をしていきましょう! 筆者プロフィール 森崎 幸代 (もりさき さちよ) 整体&フットケアサロン ペディスマイル(新宿区神楽坂)オーナー東京療術学院整体講師 兼任 巻き爪、タコ・魚の目など足のトラブルは痛みだけでなく快適な歩行を妨げ、身体の不調に繋がることに着目。フットケアを通じて「足から女性を元気にしたい」という信念をもち、施術に取り組んでいます。 ホームケア、歩き方、靴の選び方など目からウロコの指導も好評です。
筆者プロフィール
森崎 幸代 (もりさき さちよ)
整体&フットケアサロン ペディスマイル(新宿区神楽坂)オーナー
東京療術学院整体講師 兼任
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします