こんにちは! さかいクリニック代表の酒井慎太郎です。 自分の足をみて親指の付け根が出っ張る、いわゆる「外反母趾」で悩んでいませんか? 外反母趾はハイヒールなどを履く女性に多い症状です。 細いハイヒールなどを履くと足の親指の関節が、可動域を超えて締め付けられるため、親指の付け根が出っ張り、痛みを伴います。 日本は室内では靴を脱ぐため欧米よりは数は少ないですが、特に仕事中もヒールを履いて歩き回る女性で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。 今回は外反母趾になりやすいタイプの足の形とそれを改善する方法についてご紹介したいと思います。 親指が他の指より長い形は外反母趾になりやすい まずは、外反母趾になりやすい足の形についてみていきましょう。 足の形は大きく下の3つに分類されます。 エジプト型 親指が他の指よりも長いことが特徴です。 靴の中で親指が圧迫されやすいので、外反母趾になりやすく注意が必要です。 ギリシャ型 人差し指が親指よりも長い。 正方形型 足の指の長さがほとんど同じ。 日本人は、外反母趾になりやすいといわれている【エジプト型】が多いといわれています。 改善する3つの方法 外反母趾を改善するには、まず先の細いヒールは履かないことです。 どうしても履かないといけない場合は途中で靴を脱ぐようにしたりと、長時間履き続けないようにすることが大切です。 今回は外反母趾を改善するために効果的な体操を3つご紹介します。 ホーマン体操 足の横幅ほどの直径の輪ゴムを用意します。 それを左右の親指に引っ掛け、外側に向かって引っ張ります。 タオルのたぐり寄せ 体育座りで床に座ります。 自分から見て縦長に見えるように、床にタオルを敷きます。 一番自分の身体に近いタオルの端に足の指を乗せます。 足の指さきを使ってタオルを自分の方にたぐり寄せます。 指回し 座った状態で、足の指の股の間に指を入れて指先を回します。 さいごに いかがでしたでしょうか? 日本人は親指が他の指よりも長い【エジプト型】と呼ばれる足のかたちの人が多く、外反母趾になりやすい傾向にあります。 ハイヒールを長時間履くことが原因でなるケースが多いですので、なるべく履く時間を減らすなどの工夫が必要です。 外反母趾におすすめの体操を今回3つご紹介しました。 どこでも簡単にできる体操なので、ぜひ継続的に行ってみてください。 酒井慎太郎の「腰痛おさらば塾」 著者:酒井慎太郎 出版社:講談社 筆者プロフィール 酒井慎太郎 さかいクリニックグループ 代表 柔道整復師。中央医療学園 特別講師 朝日カルチャーセンター講師 池袋コミニティカレッジ・学研カレッジの講師 独自で考案した『関節包内矯正』で、1日170以上の患者の施術を行う。常時予約は1年待ち。 TBSラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』や東京MXテレビ『うたなび!』ではレギュラーコーナーを、千葉テレビ『Sシート』では司会を務める。患者様には高橋由伸さん(野球)、内藤大助さん(ボクシング)佐々木健介さん(プロレス)など有名人多数。 著書『腰痛は99%完治する』(幻冬舎)、『酒井慎太郎の腰痛おさらば塾』(講談社)など50冊以上。 「体の痛み」に耳をすます早わかり事典著者:酒井慎太郎出版社:現代書林
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筆者プロフィール
酒井慎太郎
さかいクリニックグループ 代表
柔道整復師。中央医療学園 特別講師 朝日カルチャーセンター講師
池袋コミニティカレッジ・学研カレッジの講師
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