がんこな肩こりが改善することも!鍼治療は意外と痛くないんです
なかなか治らない肩こりも、鍼治療でおどろくほど改善できることがあります。人によっては、1回の施術でも肩こり解消に大きな効果を感じることもあります。 鍼を使うことから痛そうなイメージがある鍼治療ですが、極細の専用鍼を使うため注射鍼からイメージする痛さとは違います。痛みは人によって感じ方は様々ですが、多少の痛みを感じる人もいればまったく感じない人もいます。 病院のように病名が分かっていなくても、症状に焦点を合わせて治療をしてくれるので、病院で具体的な治療法が分からず途方にくれていた人が、不調を改善することができるケースもあります。体質を問わず治療を受けられるのも、鍼治療のいいところです。 肩こり解消には鍼治療を何回うければいいの? 鍼治療は痛みに対して即効性があるものも中にはあり、1回の施術で、ひどい肩こりが緩和されるというケースもあります。 どれくらいの期間で治療をしていくかは、その先生の考え方や技術の種類で様々。担当の鍼灸師とよく話し合い、治療スケジュールを聞いておきましょう。 一般的には、最初の施術から1週間後に再度の来院を勧められます。これは治療の経過をみるためでもあります。 慢性の肩こりの場合は治療には多少時間がかかります。一時的に筋肉をほぐしても、身体は元の状態に戻ろうとするため、筋肉がすぐにまた固くなってしまうからです。人によっては、週2度の通院を1ヶ月ほど続けなければいけないこともあります。 鍼治療が効かない体質の人もいるのか? 鍼治療をすることで、何かしら体の中で変化が起こりますが、刺激に対して反応しやすい体質の人と、反応の鈍い体質の人とがいるのは事実です。 鍼の刺激に反応しにくい人は、効果を実感するまでにほかの人よりも時間がかかるでしょう。 鍼治療に痛みはあるのか? 鍼治療では注射などからイメージするほどの痛みは感じません。鍼がいつ肌に刺さったのかわからないこともあります。 鍼灸師は鍼治療を行うときに使うのが、鍼管という細い筒です。極細の専用鍼をその鍼管のなかへ入れて打つので、鍼が安定して一瞬で肌に刺さるのです。 鍼治療で使われる鍼には弾力があるうえ、先端がやや丸くなめらかになっています。これらも、刺したときに肌の痛点をなるべく刺激しないで済むようにという工夫のひとつです。 鍼治療を迷っている人におすすめのコラム 鍼治療に興味があるけれどなかなか勇気が出なくて行くことができない・・・もしそんな方がいれば、現役鍼灸師の栗原先生のコラムがおすすめです。鍼灸院の選び方等はじめに知っておきたい情報がたくさんありますので、参考にしてみてくださいね。
1607