膝が痛み出すと歩行や階段の昇り降り、立ったり座ったりといった単純な動作をするのも大変です。 そんな時にまず家庭でできる膝痛の緩和方法を知っておきたいものです。 今回は膝痛の症状別の対処法について説明していきます。 膝が痛い日はお風呂に入っていいの?膝が痛む日のホームケアについて説明していきます 膝が痛む日には、お風呂はどうしたらいいのかと悩んでいる方も多い事でしょう。 膝や腰といった関節痛には、熱い入浴治療が効くとよく云われていますが、実際にはどうなのでしょう。 膝に痛みを伴うという事は、内部が炎症を起こしている状態なので温めすぎると逆に炎症を起こしている膝周りの細胞組織を破壊してしまうので、場合によっては回復が遅くなる場合があります。 一見して腫れている、熱があるといった風に症状がはっきりと表れている場合には、内部が炎症しているといった事がわかるのですが、慢性的に傷んでいる場合には内部の状態もわかりづらいので、そういった時には痛む膝をお風呂に長く浸ける事は避けましょう。 膝痛もお風呂で温めると痛みが和らぐのは?一時的な効果に惑わされないように気を付けましょう 膝が痛むから熱いお風呂にじっくり浸けて温めると一時的に傷みが和らいでいくような感じがしてきます。 しかし実は神経が一時的にマヒしている状態なので、しばらく時間が経過してくるとひどい痛みに悩まされるようになります。 膝が腫れていたり、熱を帯びている場合の家庭でのケア方法は、基本的には湿布などで患部を冷やす事が良いとされています。 家庭での日々のケアも大切ですので、早期回復のためにも正しい知識をマスターしてしっかりケアしてあげましょう。 膝痛を家庭で治癒する方法とは?症状別の治癒法について説明していきます 膝が痛いといっても、その原因や症状は様々です。 膝の痛み方や腫れがある場合、熱を帯びている場合といった風に症状によって、対処の仕方も変わってきます。 まず膝が痛み出したら安静にして様子を見る事が大事です。 安静といってもずっと寝ていないといけないといった事ではなく、重い物を持ったり、長く歩行する、走る、スポーツをするといった風に膝に負担がかかる動作を控える事です。 しばらく安静にしてみて、回復してから普通通りの生活に戻るといいでしょう。 次に膝を冷やした方が良い場合とは、膝周りが腫れている、もしくは熱を帯びている場合です。 冷湿布の他にも水にぬらしたタオルやアイスノン、保冷剤等を活用してみるのもひとつの手です。1日に数回冷やしていきながら、回復したらまた元の生活に戻していっても大丈夫です。 膝が傷んだらまず安静にして、冷やして、それから回復した場合には、今度は膝を温めて治療していきましょう。 これは膝周辺の血行促進や固まっている筋肉をじっくりほぐしていくのに役立ちます。 関節痛に効果的な温泉に浸かったり、関節痛に効果的な入浴剤入りのお風呂にじっくり浸かるのも良いでしょう。 膝痛が回復出来ない時には?ホームケアを超えた治療法について説明していきます 膝痛に安静にする、冷やす、温めるといった治療法について説明していきましたが、ここで挙げたのは一般的な対処法となります。 心配な場合は念のため専門の人に見てもらうのがベストでしょう。 ただの関節痛でなくて骨が損傷していたり、他の原因がある場合もあります。 病院ではレントゲンやMRI等の検査をしながら、骨に損傷がないかといった原因追究をしていくことができます。 ホームケアでなかなか回復出来ない場合には、早めに受診する事をお勧めします。 まとめ いかがでしたか?膝痛も症状によって治療法も変わってきますが、きちんとした知識があると間違った治療に走らずにしっかりケアしていけるので、早い回復も期待できる事でしょう。 ただし、早期回復をしたい、なんだか不安、そんな方は一度専門の人に見てもらうことをおすすめします。
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