膝痛とランニングシューズはあまり関係が無いと思っている方も多いでしょう。 確かに、歩いている時は、それほど膝への負担を感じないかも知れません。 しかし、走っている時は、足を着地させる際に体重の3倍もの負担が膝にかかっていると言われています。 では、この負担をカバーして膝痛を予防するためには、一体どのようなランニングシューズを選んだら良いのでしょうか。 運動初心者の場合はもっともクッション性の高いトレーニング用シューズがベスト! 運動初心者が膝痛予防のために選ぶべきランニングシューズは、トレーニング用のものです。 トレーニング用シューズは、ランニングシューズの中でも特にクッション性が高くて膝への衝撃を軽減してくれます。 比較的コストも安く何より安全性を考慮して出来ていますので、クッション性の分だけ重みがあっても安心して使うことが出来ます。 指先に若干余裕が出来るサイズの合ったランニングシューズを選ぶこと! 膝痛を予防するためには、ただクッション性の高いランニングシューズを選べば良いと言うものではありません。 自分の足に合ったサイズのものを選択することも重要で、若干指先に余裕が出来るものがベストです。 まずは、踵を上げてみた時にずれるようでは大きすぎると言うことで、踵をしっかりと包み込んでくれるものを選びましょう。 そして、指や足首が自由に動かしやすく、指が楽に曲げやすいことも重視した方が良いです。 このようなことを踏まえてランニングシューズ選びをすると、通常履いている靴よりも0.5~1cm程サイズが大きくなることが多いです。 運動中級者や上級者はレース用のランニングシューズでも良い! ランニングシューズの中でもレース用のシューズは、競技用としてソールを薄くすることで軽量化してあります。 ですので、トレーニング用シューズと比較すると、どうしてもクッション性に乏しく膝痛の原因になりやすいです。 初心者には向かない靴ですが、競技としてランニングを行っている中級者や上級者なら良いでしょう。 但し、このような方でも無理してレース用のシューズばかり履くのではなく、トレーニング用シューズと上手く使い分けして膝への負担を少しでも軽減することをお勧めします。 ランニングシューズはクッション性が衰えた時が替え時! 人によっては、費用を節約するために一度購入したランニングシューズを出来るだけ長期間使用しようと考えるかも知れません。 しかし、クッション性が衰えて膝に負担のかかりやすいシューズを履き続けると、膝痛の原因になります。 ランニングシューズの替え時は、靴底の外側のアウトソールと同時にミッドソールが剥がれてきた時、クッション性が衰えたと感じた時です。 特に運動初心者の場合には、目安として千キロくらい走ったら新しいシューズの購入を検討した方が良いようです。 まとめ 膝痛を予防するためには、運動初心者ならランニングシューズの中でもクッション性を重視したトレーニング用シューズが最適です。 一方、競技でランニングを行う中級者や上級者は、軽量なレース用シューズを履くことが多いでしょう。 ただ、レース用のシューズは膝への負担がかかりやすく、トレーニング用シューズと併用するのが良いでしょう。 また、ランニングシューズはシューズの種類ばかりではなく、自分の足に合ったサイズかどうかもよくチェックして購入しましょう。
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