腰痛持ちの人必見!腰痛になりにくい上手な身体の使い方6選
こんにちは。福岡市中央区唐人町『まつお整体整骨院』の松尾です。 慢性的に腰が痛い方や、ちょくちょく腰痛になる方など,腰痛になりやすい方は骨盤がゆがんでいることが多いので、きちんと施術を受けた方がいいですが、 本日は、「通院する時間が取れない」「通院するのが面倒」という方でも自分で腰痛を防げる方法についてお伝えします。 腰痛になりやすい方は、多くの場合、日頃知らず知らずのうちに、腰に負担が掛かる行動をしています。 従って、腰に負担が掛からないように注意すると腰痛を予防・改善することができるのです。 今からお話する6つのことに気をつけながら生活するだけでも、今までより腰が痛みにくく、随分楽になりますので是非実行してみて下さいね。 足を組まない これは腰痛の方の大多数の人がやりがちな日頃の癖です。 「まっすぐ座っているとツラくなるので、つい足を組んでしまう」「足を組むのが楽なので、無意識のうちに足を組む」という方は多いのではないでしょうか? 足を組むとき、右が上か左が上か、楽な側が人それぞれあります。 ついつい楽な側でばかり組んでいると、同じようなねじれができて骨盤がゆがんでしまいます。 また、骨盤がゆがんでいると、まっすぐ座るのがツラく、足を組んだほうが楽なのです。 でも足を組んでいると、骨盤がどんどんゆがんでいくので、腰痛が起きやすくなってきます。 従って、足を組まないようにすることはとても重要な腰痛対策です。 横座りをしない これは主に女性の方に多く見られる癖です。 横座りとは、長時間の正座はキツくなるので、足を右か左に崩した座り方のことです。 日頃気がついたら横座りになっていませんか? 横座りは、人それぞれ右か左か崩しやすい側があります。いつも同じ側ばかりに足を崩すので次第に骨盤がゆがんでいくのです。すると腰痛が起きやすくなります。 従って、横座りをしないように気をつけることで、骨盤のゆがむのを防ぐことができ、腰痛が起きにくくなります。 朝起きるときの注意 朝起きるときに腰が痛くなる方が非常に多いですね。 なぜなら朝起きるときは、体温がまだ少し低く筋肉も硬くなっているので、パッと起きるとかなり腰に負担がかかるので痛くなります。 従って、パッと起き上がらず、ゆっくり起き上がるようにしましょう。 また、仰向けの状態からそのまま起きると腰にすごく負担がかかり、腰を痛めやすいので、仰向けから起きるときは、一旦横向きになってからゆっくり起き上がるようにしましょう。 顔を洗うときの注意 顔を洗おうとして、カラダを前に倒したときグキッとなってぎっくり腰になった方はいらっしゃいませんか? ぎっくり腰とまではいかなくても、顔を洗う姿勢になると腰が痛いという話はよく耳にします。 では、なぜ顔を洗うとき腰が痛くなると思いますか? 顔を洗うときの姿勢は中腰の状態になります。中腰の状態は腰に負担がかかるので、腰に痛みが出やすいのですが、特に朝顔を洗うときというのは、起きたばかりで体温がまだ少し低く、腰の筋肉が硬くなっていて、伸び縮みしにくい状態です。 そのため、腰がしっかり伸びないので腰が痛くなるのです。 従って朝顔を洗うときは、そのままカラダを前に倒さず、少し膝を曲げながらやってみましょう。 膝を曲げることで、腰をあまり曲げずに顔が洗えるので、腰の痛みが軽減しますよ。 靴や靴下を履くとき、脱ぐときの注意 靴や靴下を履いたり脱いだりするときも、顔を洗うときと同様に中腰になるので、腰が痛くなりやすい動作です。 更に靴や靴下の場合は、片足立ちになるので、両足で立っているときより不安定になり腰にかかる負担が増えるのです。 従って、靴や靴下を履くとき、脱ぐときは、イスに座ってからおこなうようにしましょう。そうすることで、腰に対する負担が減り、腰が痛くなりにくくなります。 カバンや荷物を持ち上げるとき、子供を抱くときの注意 床にあるカバンや荷物を持ち上げる動作は、通常は、腰を曲げて中腰の状態で持ち上げることになりますよね。 ところが、今までお話してきた通り、中腰の状態は腰が不安定になり腰痛が起こりやすい格好です。 その上荷物を持つと腰の負担が更に増しますので、腰が痛くなりやすいんです。 従って、カバンや荷物を持ち上げるときは、腰にかかる負担を少しでも減らすため、面倒でも腰を下まで下ろし、しゃがんでから持つか、ここまでできないなら、膝を少し曲げてから持ちましょう。 また、子供を抱くときも、カバンや荷物を持ち上げるときと同じ動きで抱き上げると腰の負担が軽減できるので、腰痛が起こりにくくなりますよ。 まとめ さて、如何でしたか?本日は『腰痛になりにくい上手な身体の使い方6選』についてお伝えしました。 お分かりの通り、気をつければすぐできそうなことばかりです。 でも、日常のちょっとした良くない動作を繰り返していると、ちょっとずつ腰に負担がたまってきて、限界を超えると腰が痛くなります。 本日お伝えした6つのことは、腰が悪いときはもちろんですが、腰が良くなっても常に心がけて行動してください。 もう治ったからと安心しきって、6つのことに気をつけず生活していると、せっかく調子良くなっていた腰がまた悪くなる確率が高いですよ。 長年腰痛で苦しんでいたあなた。また再発しない方がカラダが楽でいいですよね。 日頃の再発を予防する行動が腰痛に悩む日常になるかどうか大きく左右しますよ。 また、これらの6つのことに気をつけても腰の痛みが楽にならない場合は相当重症です。 セルフケアだけでは追いつかないくらい骨盤のゆがみがひどい状態ですので、是非治療院に通院して骨盤のゆがみを整えてもらってください。 あなたが、一刻も早く腰痛のことを忘れて快適に過ごせることを願っています。 筆者プロフィール 松尾 宏一(まつお こういち) まつお整体整骨院院長 開業21年目を迎えるが、従来の整骨院で一般的に行われている施術に限界を感じ、より多くの方の症状を軽減するため技術を磨き、軽く触れる程度の力でバランスを整える方法を確立。 ぎっくり腰、ヘルニア、坐骨神経痛、しびれ、脊柱管狭窄症、股関節痛などの施術を得意としている。また足元(土台)のバランスの崩れが身体のあちこちに影響を及ぼすところにも注目している。
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