背中の痛みの症状から考えられる16の病気
背中の痛みを感じた時に、人によっては病気の症状の1つだと感じてしまう方もいるかも知れません。 確かに、背中の痛みには単なるコリの症状ではなく、何かの病気が関係していることも多いようです。 では、背中の痛みを感じる部分から考えられる病気について見ていきましょう。 背中の痛みを感じる部分が真ん中の場合には、筋肉痛や胸郭出口症候群、胸椎前方変位の可能性が! 背中の痛みを感じる部分が真ん中で、背中だけではなく首や肩などでも鈍痛やだるさなどの症状を感じる場合には、病気ではなく筋肉痛や筋肉疲労の可能性が高いです。 そして、背中の真ん中の中でも特に上の方で痛みを感じ、首や肩、腕でもピリピリと痺れるような症状がある場合には、胸郭出口症候群が考えられます。 深呼吸した時に胸の痛み、背骨を後ろから押されているかのような症状を感じれば、胸椎前方変位の可能性があります。 胸椎前方変位は、背中に向かって軽くカーブしているはずの胸部の背骨が前の方に出てしまうものです。 背中の痛みが右側である場合には、肝臓や胆嚢の病気かも! 背中の痛みの中でも右側で症状を感じるのは、肝臓がんや肝炎などの病気の可能性が考えられます。 肝臓がんでは疲れやお腹の張り、腹部のしこりなどの症状、肝炎では倦怠感や発熱、吐き気、黄疸などの症状が見られることがあります。 右側の方から背中にかけて響くような痛みがあり、みぞおちから右上の腹部にかけても痛みがあれば、胆石症の可能性があります。 さらに、肋骨の下辺りでも痛みを感じ、発作的な激痛が起こる場合には、胆嚢炎の疑いがあります。 背中の痛みが左側である場合には、膵臓や胃、心臓の病気の可能性が! 背中の痛みが左側であり、みぞおちにも痛みがあれば、膵臓癌や膵炎などの病気かも知れません。 背中の痛みに加えて腹部でも痛みがある場合には、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎、胃がんなどの病気の可能性があります。 胸の痛みや左肩、左腕にまで痛みの症状があれば、狭心症が疑われます。 この他、胸の前部を圧迫されているかのような激痛が30分ほど続く場合には、心筋梗塞の可能性が考えられます。 背中の痛みを感じる場合には内科か整形外科! 背中の痛みを感じる部分た他の症状によって可能性の考えられる病気もあるのですが、実際にはそれだけでは病気の特定までは出来ません。 そこで病気を特定するために、医療機関で受診する方は多いでしょう。 ただ、医療機関を受診するにしても、どの科にかかれば良いのか分からない方もいるでしょう。 まずは、どういう体勢で過ごしていても症状を感じる場合には、内臓の病気を疑って内科にかかるのが良いでしょう。 そして、姿勢を変えた時に痛むとか安静にした時に痛みが引くなどと言う時には、整形外科にかかるのが良いでしょう。 どちらとも判断しがたい場合には、内科、整形外科の順にかかるのがお勧めです。 まとめ 些細な背中の痛みからスタートして、他にも色々な症状が気になることはありませんか。 このような場合、筋肉痛や筋肉疲労で特別な病気でないこともあるのですが、中には命の危険性のある病気が潜んでいるいこともあります。 特に内科系の病気の場合には命の危険性があることが多いですので、早めに病気を特定して適切な治療に臨むことが大切です。
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