大腿四頭筋を鍛えるトレーニング3選
「大腿四頭筋は太ももの前面にある筋肉で日常的によく使うから、トレーニングをしなくても衰えない。」と思っている方はいませんか? 確かに日常的によく使う筋肉ですが、だからこそトレーニングで強化しておく必要があります。 今回は、効率良く大腿四頭筋を強化するトレーニングをご紹介していきます。 高齢者でも実践しやすい椅子に座って行うトレーニング! 年齢とともに様々な部分の筋肉が衰え、ちょっとしたトレーニングを行うのも億劫になってくるものです。 こんな中でも実践しやすいのが、椅子に座って実践できる大腿四頭筋のトレーニングです。 まずは、椅子に腰掛けた状態で、爪先を立てたまま片膝を上げて5秒間止めてください。 太ももの前面を意識して行い、1セットにつき左右10回ずつを朝と夜の1日2回実践してみましょう。 もう少し負荷を大きくしたい場合には、ペットボトルを入れたビニール袋を足首に掛けた状態で膝を上げると良いでしょう。 体に負担のかかりにくいアイソメトリック・トレーニングもお勧め! 体に負担のかかりにくい大腿四頭筋のトレーニングに、「アイソメトリック・トレーニング」があります。 そもそも、アイソメトリックと言うのは、筋の曲げ伸ばしをせず筋の長さを変えずに張る力に重きを置くものです。 アイソメトリック・トレーニングの良さは、短時間で体に負担をかけることなく簡単に実践できることです。 座った状態で出来る大腿四頭筋のアイソメトリック・トレーニング! 大腿四頭筋のアイソメトリック・トレーニングを実践してみましょう。 まずは、椅子に腰掛けて、片方の足首の上にもう片方の足首を乗せて組みます。 そして、上の足は下方向に下の足は上方向に力を加えて、5秒間押し合うようにします。 今度は、上にする足首と下にする足首を入れ替えて、同じように押し合ってみましょう。 膝を動かしたくない人でも実践しやすい膝を下に押し付けるトレーニング! 膝を動かしたくない、あるいはあまり動かすことが出来ない方でも、大腿四頭筋のトレーニングを行うことも出来ます。 まずは、両脚を伸ばした状態で仰向けに寝て(出来る方は両足を前に伸ばして床に座った状態でも良い)、膝を下方向に5秒間押し付けます。 膝に力が入りにくい場合には、膝の下にタオルを重ねたものやタオルを丸めたものを置いて押し付けると良いでしょう。 まとめ 大腿四頭筋を無理なく強化できるトレーニングは色々なものがあり、自分にとって実践しやすいものを自由に選ぶことが出来ます。 仰向けの状態できるトレーニング、座った状態でできるトレーニングなどは、楽な姿勢で実践できて高齢者の方でも実践しやすいでしょう。 もちろん、それでも痛みが激しい場合には、無理はしないようにしてくださいね。
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