頭痛を予防するためには、いったいどのような対策が考えられるのでしょうか? 頭痛が出てから頭痛薬を飲むのもいいのですが、できれば頭痛が出ない体を作りたいですよね。 頭痛になってしまう原因は、肩こりがひどくなりすぎることです。 頭痛が起きると集中力が落ちたりして、仕事や家事・育児が大変になりますよね。 肩がコリすぎて頭痛が起こるのを予防するには、「目と後頭部を温める」「肩甲骨を動かす」「背骨を動かす」という3つのセルフケアがオススメです。 今回は、頭痛を予防するための3つのセルフケアについて詳しくご紹介していきたいと思います! 目と後頭部を温めることで、頭痛を予防する パソコン画面をずっと見ていると、目が疲れてしまい、頭痛が出てくることはありませんか? これは、目が疲れることで、後頭部の筋肉が固くなるから起きる現象です。 人間の後頭部は、目線と一緒に頭が動くのを抑制しているため、長時間TVやパソコンの画面を見ていると硬くなってしまうのです。 後頭部の筋肉の近くには神経が通っているため、後頭部の筋肉が固くなると、その固くなった筋肉で神経を締め付けてしまうために頭痛が起きこるのです。 パソコンやTVなどの画面を長時間見ることが多い方は、目と後頭部を蒸しタオルで温めてみましょう。 火傷しない程度の温かさの蒸しタオルを使うのがポイントです。 目と後頭部を温めることで、血流が良くなるため、後頭部の筋肉が柔らかくなり、頭痛を予防することができるのです。 肩甲骨を動かすことで、頭痛を予防する 頭痛になってしまう原因の多くは肩こりです。 ということは、そもそもの肩こりが予防できれば、頭痛にもならなくなるということです。肩こりの原因の多くは、肩甲骨の動きの悪くなることです。 つまり、肩甲骨の動きを良くすることで、肩こりが改善して、頭痛の予防にもなるのです。 肩甲骨の動きをよくするためには、まず腕組みをした状態から右手を左肘、左手を右肘で包むように持ちます。 そして、そのまま腕を組んだ状態で、両腕を円を描くように回します。腕を組んだ時にできる腕の枠に、顔がすっぽりと入るようにするのがコツです。 背骨を動かすことで、頭痛を予防する 背骨の両脇には、脊柱起立筋という筋肉が首から腰まで伸びています。 座っている時間が長いと脊柱起立筋が硬くなり、さらには首から背中、腰までが硬くなり、体全体の血流が滞り、肩こりからの頭痛が出やすくなります。 そこで、頭痛を予防するために、背骨を動かす習慣をつけましょう。 背骨を動かすことで、脊柱起立筋がストレッチされて血流が良くなります。 まずは足を肩幅に広げ、頭から垂直に棒が刺さっているイメージを作ります。 そして、その棒を中心にして体を左右に捻ります。この捻りの運動で脊柱起立筋がストレッチされ、頭痛が予防できるのです。 まとめ いかがでしたでしょうか?肩こりによって引き起こされる頭痛を予防する3つの方法をご紹介いたしました。 肩甲骨と背骨を動かすストレッチは、職場でもできると思いますのでぜひお試しください! お昼休憩やトイレ休憩の時にも行うと、より頭痛の予防にもなります。また普段運動をしていないようでしたら、ウォーキングをすることでも、全身の血流がよくなるので、頭痛の予防に繋がっていきますよ。
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