日本人の4人に1人は頭痛持ち、と言われる現代。 特に、梅雨時や季節の変わり目には、頭痛に悩まされる方が多くいらっしゃるようです。 「ついつい頭痛薬に頼ってしまう」「市販の頭痛薬を飲んでもなかなか良くならない…」という方は要注意。近年問題視されている頭痛薬の副作用、「薬物乱用頭痛」かもしれません! ここでは「薬物乱用頭痛」をはじめとする、頭痛薬の副作用についてご紹介します。 市販の頭痛薬を月に10日以上飲んでいる方は「薬物乱用頭痛」かも?! 「薬物乱用頭痛」とは、頭痛薬の服用を続けることにより起こる"二次的"な頭痛です。 市販の頭痛薬を月に10日以上(週に3日以上)飲んでいるという方は、薬物乱用頭痛の可能性を疑ってみてはいかがでしょうか。 薬物乱用頭痛を起こしている方の多くはそのことに気づかないまま、さらに頭痛を飲み続けるという悪循環に陥っているのだとか。薬を飲み続けることで効きも悪くなると言いますから、早めに気づいて対処したいですね。 もうひとつの副作用、「胃腸障害」にも注意が必要です 頭痛薬を常用している方は、副作用の代表格「胃腸障害」にも気をつける必要があります。 頭痛薬の成分としてよく使われている「アスピリン」「イブプロフェン」「ロキソニン」には、胃腸障害の副作用があることが良く知られていますね。 高齢の方や普段から胃腸の弱い方に限らず、頭痛薬を長期服用すると胃腸が荒れてしまうリスクが高くなることは覚えておきましょう。頭痛薬を服用する場合は空腹時を避け、食後すぐに服用する、ということも心がけたいですね。 「肝機能障害」など、重篤な副作用の危険も! 頭痛薬の副作用の中には、重篤な症状があることも知っておきましょう。 たとえば腎障害、肝機能障害、ぜんそく、アナフィラキシーショック、無菌性髄膜炎、スティーブンス・ジョンソン症候群など。 からだがだるい、発熱、嘔吐、発疹等の症状が見られる場合には、医師の診断をあおぐのが安心ですね。 最後に いかがでしたか?「頭痛薬から早く卒業したい!」という方には、頭痛薬を飲むことでさらに頭痛を引き起こしているかも?というのはショックな話ですよね。 副作用に限らず、頭痛の状態や原因はさまざま。医療機関で精密検査をしても異常が見られない、という方も中にはいらっしゃるようです。 整体や鍼灸によって改善するケースもありますので、ご参考になさってみてくださいね。
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