一年中、土用はある 土用といえば、夏の「うなぎを食べて精をつける日」という認識が一般的ですね。 実は、一年中、土用はあるのです。 簡単にご説明しますと、 陰陽五行説で、春・夏・秋・冬はそれぞれ「木」「火」「金」「水」の要素にあてはめられます。 ここで余った「土」の要素を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用といいます。 次の季節へ移る前の調整期間といった感じでしょうか。 2015年そして2016年の土用の丑の日はいつ? では、2015年の土用の丑の日はいつなのでしょうか。 2015年 秋土用:10月21日~11月7日 2016年 冬土用 1月17日から2月3日 春土用 4月17日〜5月5日 夏土用7月20日〜8月7日 秋土用10月21日〜11月7日 最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。 ※入りの日によって18日間でない場合もあります。 日本の行事・暦より引用 なぎ屋さんのマーケティングで土用の丑の日は始まった 一般的には立秋前の18日間の夏土用をさします。 うなぎを食べる習慣が根付いたのは、江戸時代のうなぎ屋さんのマーケティングなのだそうですね。 夏の土用の時期は昔から衣類や書物の土用干し、梅干しの天日干し、といった始末をする時期とされてきました。 また、他の季節の土用全体で言われてきたことがあります。 土の神さまが支配するので、土を掘り起こしたり、大きな工事をしてはならないとされてきました。 つまり、季節の変わり目、温度や湿度が変化しやすく、体調を崩しやすいので、気をつけましょう、という昔からの知恵なのですね。 10月末ごろから、あなたの周りで風邪を引く人が増えていませんか? 11月上旬で、季節は冬仕度を迎えます。 暖かくして、空気の乾燥に気をつけてお過ごしくださいね。 筆者プロフィール 宮田あずさ 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 安産灸ネットワーク所属 女性・こども・マタニティ・ノマド鍼灸院院長 首都圏中心に出張鍼灸を行っています。 産科医療機関での安産灸R逆子の灸R治療経験を活かし安心・安全なお産を求める妊婦さんのケア・女性特有の不調のフォローを刺さない鍼・痕の残らないお灸を使いおこなっています。
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2015年
秋土用:10月21日~11月7日
2016年
冬土用 1月17日から2月3日
春土用 4月17日〜5月5日
夏土用7月20日〜8月7日
秋土用10月21日〜11月7日
最初の日を「土用入り」最後の日を「土用明け」といいます。
※入りの日によって18日間でない場合もあります。
日本の行事・暦より引用
筆者プロフィール
宮田あずさ
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
安産灸ネットワーク所属
女性・こども・マタニティ・ノマド鍼灸院院長
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