年末年始、いかがお過ごしでしたか? 仕事やお家のこと、通常モードに戻りましたか? お正月明け、調子を崩す方はいつも多いですね。 そんな中でも、食べ過ぎ飲み過ぎ、といった胃腸を使い過ぎることで起こるからだのトラブルはとても多いです。 年末年始の暴飲暴食は胃腸にとっては拷問 東洋医学では、飲食物が身体のエネルギーになるには口できちんと咀嚼し、胃腸でしっかり消化吸収されることで初めて気や血といった身体を動かすためのエネルギーになる、と考えられます。 胃腸が健康であることは、何かサプリメントを摂ったり、特別なことをする前の基本中の基本です。 飢餓状態が普通であった人類の長い歴史からみると、現代に生きるわたしたちの、このような生活は、いつも食べ過ぎ状態です。 そんな中、毎日毎日ご馳走を食べ続ける日本のクリスマス・お正月の時期はある意味胃腸にとっては拷問ですらあります 胃腸だけじゃない!筋肉や膜にも負担大! 胃腸だけでなく、それを支える筋肉や膜にも負担がかかっています。 これが寒さの冷えと重なってぎっくり腰になりやすい状態を作ったりもするのです! 肩が凝りやすい、ということも食べ過ぎが原因のこともあります。 胃腸が疲れてくる時期にプチ断食を 1月7日の七草がゆはちょうど胃腸が疲れてくる時期に、ぴったりのやさしい食事ですが、もっと効果的な方法があります。 それがプチ断食です。 ご馳走の続いたとき、胃のもたれを感じるときは一食抜きます。これだけです。 ごはん食べないとフラフラする、という方はお休みの日にどうぞ。 水分は我慢せず摂ってください。カフェインのきついもの、脂っこい汁物、甘すぎる飲み物などは食べるものと同じ負担を胃腸にかけますから避けたほうがよいです。 これだけでも、身体の軽さを感じることができます。お試しください。 今年も元気に過ごしてまいりましょう。 *本格的な断食は、医師や責任を持って指導している方の下で体験してくださいね。 筆者プロフィール 宮田あずさ 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 安産灸ネットワーク所属 女性・こども・マタニティ・ノマド鍼灸院院長 首都圏中心に出張鍼灸を行っています。 産科医療機関での安産灸R逆子の灸R治療経験を活かし安心・安全なお産を求める妊婦さんのケア・女性特有の不調のフォローを刺さない鍼・痕の残らないお灸を使いおこなっています。
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筆者プロフィール
宮田あずさ
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
安産灸ネットワーク所属
女性・こども・マタニティ・ノマド鍼灸院院長
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