足底筋膜炎の原因は靴にあり!?3つの改善ポイント
足底筋膜炎という症状をご存知ですか? 足裏が痛いといったら、足底筋膜炎といってもよいくらい、よくある症状の一つです。 朝起きて、一歩目が痛いという症状から始まるのが特徴です。 最も多い場所は踵の付け根です。 痛みをほっておくと、重症化して、手術ってことにもなりかねない病気です。 足裏の腱が伸びれずに炎症を起こすことが原因であり、あげくは骨が伸びて痛みがでます。 この症状の対処法は、基本的にはストレッチしかないと言われています。 足裏、足の甲、アキレス腱のストレッチが基本になります。 あちらこちらのサイトでストレッチが紹介されていますが、症状がひどくないと忘れがちになるもの。 そこで今回は、毎日忘れずに行えるような、とても簡単なストレッチを含め、3つの改善ポイントをお伝えしていきます。 足底筋膜炎になる原因の1つ「浮指」を予防・改善する方法についても詳しくお話ししていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 1.ストレッチで足底筋膜炎を改善する方法 タウンページを用いた簡単ストレッチ。 片足でタウンページなど厚み(2cmくらい)ある本を、写真のように足の1/3くらいまでひっかけて踏む。 もう一方の足を1歩前に踏み出す。 両足の踵は地面に付けた状態で30秒くらいキープする。 ハミガキをする時に、足元にタウンページを置いておけば、朝晩2回はやれるはず。 足元がお留守のハミガキの時間の有効活用。これなら簡単にやれると実感できるはず。お試しください。 2cmで物足りなければ3cmと厚さを増していってください。 2.靴のサイズに気を付けて足底筋膜炎を予防する方法 サイズが合わない靴は、「浮指」や「タコ」を作ってしまう 足のサイズに合っていない靴を履いていると、靴の中で足が動いてしまいます。 歩くたびに足裏に緊張が発生します、これも足底筋膜炎の原因に。 また、歩くたびに足指が靴先で行き場がなくなり指が曲がった状態になってしまいます。 この状態がずっと続くと、常に指が曲がった状態になってしまいます。 これが、最近よく耳にする「浮指」ということです。 ひどくなると、指の甲側にタコができる人もいます。指の甲側のタコは浮指の証拠です。 指が足の甲側に曲がった状態を考えてみてください。 足の指が浮いていると足裏は引っ張られた状態になってしまいます。 つまり、何もしていない状態なのに、指が甲側に曲がっているだけで、足の裏に負担がかかっている事になります。 この状態から歩くので、足裏はたまったものではありません。 余談ですが、靴の中で足が動いている人の足裏の皮膚が固くなっている人がほとんどです。 歩くたびに足の裏を擦っているから足裏の皮膚が固くなるのです。 (健康サンダル(足裏にブツブツがついているもの)が原因のケースもあります。) 3.「タオルギャザー」トレーニングで浮指を改善する方法 「タオルギャザー」に一工夫を入れて楽しく続ける 浮指の改善方法で一番有名なのは、タオルギャザーですが、詳しく知りたい人は「タオルギャザー」で検索すると、でてきますのでそちらの参考してください。 私はタオルギャザーやる時に、鉄アレイを一つタオルの上に置き負荷をかけてやっています。 他に私のお勧めはタオルを足指でつかんで振り回すこと20回。 タオルの先をくるっと丸めると難易度が上がります。 これなら少しは楽しめると思います。 ついでに足の甲側のストレッチ(足指でグー)もしっかりおこなってください。 まとめ 足底筋膜炎は足裏の使い過ぎで起こる炎症ですが、足裏の状態が常に緊張状態になっている浮指や、サイズの合わない靴で歩くことで足裏の緊張が足底筋膜炎の原因になります。 「靴の中で足が動く事」これはあってはならないと理解することが重要です。 自分の足のサイズを測った事ありますか? 自分の足のサイズを知ることで、靴のサイズ選びが楽になります。 目的サイズで合わなければ大きいサイズにするのはNGです。その靴はあきらめましょう。 これが本当の靴の選び方です。 足底筋膜炎にならないために、浮指改善法「タオルギャザー」で足指をしっかりと鍛えましょう。 なってしまった足底筋膜炎には、最初にご紹介したような、足裏、足甲、アキレス腱のストレッチをこまめに行うことが大切です。 改善のポイント (1) 足底筋膜炎にはストレッチ、簡単ストレッチを生活の中に取り入れましょう。 (2) 足のサイズを測り、靴のサイズを見直し、靴の中で足が動かないようにしましょう。 靴紐があれば、毎回しっかりと結びましょう。 (3) 浮指も足底筋膜炎の原因、足指を鍛えて浮指を改善して足底筋膜炎予備軍から脱却しよう。 筆者プロフィール 宮田 テツヤ 足もみてっちゃん 院長 名古屋に足もみ専門院を立ち上げ約17年間。多くの患者様に接してきました。 地元 CBCテレビに2度出演し、健康月刊誌「はつらつ元気」にも2度とりあげ られました。ボールを使った足もみの普及に努力しています。
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