かかと(踵)が痛い!寝起きや立ち仕事で踵に痛みが出る原因とは?
こんにちは。 月辰会整骨院院長の肘井です。 突然ですが、あなたは今「かかと(踵)の痛み」でお困りではありませんか? 寝起きに気づいたらかかとに痛みが出ていたり、立ち仕事をしているとかかとに痛みが出てしまったり、歩いていたりジョギング中に痛みが出てくることもありますよね。 さらに、最初はちょっと痛いだけだったのが、徐々に痛みが強くなって来たり、かかとだけではなく、アキレス腱やふくらはぎまで痛みが広がってきたり・・・。 この「かかと(踵)が痛い」という症状の原因は何なのでしょうか。今回は、かかとに痛みが出てくる原因と、その対処法についてお伝えしていきたいと思います。 かかとの痛みは「仙骨のねじれ」に原因がある! かかとの痛みの原因の多くは、ちょうどお尻の真ん中あたり、尾骨(尾てい骨)の上のプレート状になっているところにある「仙骨」のねじれです。 実は、仙骨がねじれると、それに付随した下肢の筋肉や靭帯も一緒にねじれてしまい、かかとに痛みが出てきてしまいます。 整形外科でレントゲンを撮っても骨に異常が見つからない方の多くは、この「仙骨のねじれ」が原因のため、いくら整形外科でもらったシップを張っても痛みが治らないのです。 ふくらはぎ・アキレス腱のねじれで、かかとが痛くなることも! かかとが痛くなるもう1つの原因は、膝から下のふくらはぎやアキレス腱の捻じれです。 ふくらはぎやアキレス腱と、かかとに何か関係があるの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この部分が捻じれると踵に負担がかかるのです。 なぜなら、ふくらはぎやアキレス腱は、かかとまで繋がっているから。生活習慣の悪さから、ふくらはぎやアキレス腱がねじれてしまい、結果としてかかとに痛みが出てくる方もいます 足底筋や筋膜に原因があることもある 足の裏にある筋肉で「足底筋」といわれる部分があるのですが、この足底筋を痛めたことで、かかとに痛みが出てくる場合もあります。 さらに、筋膜といわれる筋肉や骨を包む膜を痛めてしまうことで、かかとに痛みが出てくる場合もあるのです。 普段ほとんど歩かない人が急に歩きすぎたり、ランニングをすると、この足底筋や筋膜を痛めることが多いです。 また、かかとを上げたまま長時間座っていたり、長時間の立ち仕事をしていることで、足底筋や筋膜に過度のストレスがかかり、かかとに痛みが出てくることもあります。 まとめ さて、いかがでしたでしょうか。かかとの痛みの原因は、痛みの出ている部分にないことが多いのです。 整形外科でレントゲンを撮って、骨に異常がないことを確認したら、今回ご紹介した「仙骨・ふくらはぎ・アキレス腱・足底筋・筋膜」を疑ってみてください。 どうしても病院ではシップを張って痛みが引かない場合、手術をおすすめされることが多いのですが、手術をする前に整体院や整骨院などで体の状態を見てもらいましょう。 東洋医学的なアプローチでかかとの痛みが改善できることも多いのです。 かかと(踵)の痛みに限らず、どんな痛みや症状にも必ず原因があり、その結果として痛みや症状があります。 痛みや症状の根本的な原因を探ることで、改善への糸口をつかんでいきましょう!
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