ふくらはぎがむずむずして眠れないのは脚症候群かも!?
最近、「ふくらはぎがむずむずして眠れない。」と言う悩みを抱えている方が増えているようです。 睡眠中だけではなくじっとしている時も、ふくらはぎがむずむずすると言う方も多いようです。 実は、この症状は、むずむず脚症候群の可能性があります。 では、むずむず脚症候群についてどういう症状なのか、どういうふうに治療したら良いのかを見ていきましょう。 むずむず脚症候群の症状は、夜を中心にふくらはぎがむずむずすること! むずむず脚症候群には「レストレスレッグス症候群」と言う別名があるように、リラックス中や睡眠にふくらはぎを中心とした足の症状が起こるものです。 眠れないほどのむずむず感はふくらはぎだけではなく、足の甲や裏、さらには背中や腰でも同じような症状が起こる方もいるようです。 いや、むずむずする程度であればまだ優しい方で、患部に火照りを感じたり刺すような痛みを覚える方もいるようです。 症状が起こる時間帯は1日の中でも夜がもっとも多く、眠ろうと思った時にむずむず感が襲ってくることが多いからこそ眠れない方もいるのです。 むずむず脚症候群は脳内のドーパミンが原因! 眠れないほどのふくらはぎのむずむず感に悩まされるむずむず脚症候群は、はっきりとした原因が分からないようです。 しかし、「脳内のドーパミンの機能に問題があるのではないか。」と言う説があるようです。 そもそも、ドーパミンと言うのは脳内の神経伝達物質で、情報を脳へ伝達する役割を果たしています。 ドーパミンの機能に何らかの問題があると脳に正確な情報が伝わらないため、誤ってむずむず感が認識されてしまっているものと考えら得ます。 むずむず脚症候群が酷くなると、睡眠障害やうつなどに発展することも! むずむず脚症候群ではただふくらはぎがむずむずすると言うだけではなく、なかなか眠れない日が続いて睡眠不足に陥ってしまうこともあります。 足を動かせばむずむず感は和らぐのですが、さすがに眠ろうとする時に足を動かしていてはますます眠れないでしょう。 何とか眠れたと思っても、質の良い睡眠が取れておらず翌日まで疲労を持ち越してしまうことも考えられます。 このような不眠が続けば当然日中の活動にも支障が出てしまいますし、睡眠障害によるストレスからうつになってしまう危険性もあります。 むずむず脚症候群の治療には、十分な鉄分摂取、嗜好品を控えめにすること! むずむず脚症候群の原因と言われているドーパミンの減少は、鉄分の不足によって起こることがあります。 ですので、バランスの良い食生活はもちろんのこと、ほうれん草やレバーなどの鉄分が豊富に含まれている食品を積極的に摂取しましょう。 それから、カフェインやアルコールなどの嗜好品には、睡眠を浅くする作用があって眠れない症状を悪化させる原因になります。 ただでさえ、ふくらはぎのむずむずで眠れない日々を送っているのなら、尚更このようなものは控えめにした方が良いでしょう。 まとめ ふくらはぎのむずむずで眠れないむずむず脚症候群は、症状を悪化させるとむずむずの範囲が広がるばかりだけでは済みません。 火照りや刺すような痛みを感じたり、睡眠障害やうつなどの症状にまで発展する危険性があります。 こんなふうになる前に、原因として考えられるドーパミンの減少を抑えるよう、十分な鉄分の摂取、カフェインやアルコールを控えめにすることなどを心掛けましょう。
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