足の裏がしびれるのは病気のサイン?糖尿病の可能性も?
しびれは神経症状や血行障害で起きるものですが、様々な原因があります。 足の裏がピリピリとしびれる場合は、血行障害や神経障害の慢性的なものが考えられます。体を温めたり動かす事で治るようなものは、特に心配もなく生活習慣を見直す事で改善されます。 特徴別つの原因 1.感覚が鈍い感覚がある場合 足の裏がボンヤリする・感覚が鈍いなど、しびれている感覚より靴下を何枚も重ねたような感じがある人は、ストレスや体の歪みが原因である事が原因かもしれません。 特にビリビリやピリピリしたしびれが無いようなら、疲れていないかストレスを感じていないかを考えてみましょう。体の歪みで体のバランスがズレていると左右のしびれの出方も違いますので、そちらもチェックしてください。 2.片方だけ、足全体が痺れる場合 足の神経が圧迫されて起きる疾患で、脛や足首の神経が何等かの原因により狭くなると足の裏にしびれが起きてしまいます。 全体的にしびれを感じたり、片足だけに現れるのが特徴的です。 足に合わない靴を履いていたり高いハイヒールを長時間履いたりすることでも起こりやすくなります。外傷で神経が圧迫されている以外は、暫く様子を見ながら鍼灸等で治療をしていきます。 高齢者に最近は多く見られるようになり、動脈硬化や動脈瘤が原因で起こることもあるようです。 足のふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるように足は私達の体を支えるだけでなく、血液の循環にも深い関わりを持っています。 血液が汚れる事は、神経組織を阻害する事にも繋がりますので日常的に体を動かしたり食事や生活習慣の見直しをしてみましょう。 3.痺れや変色が起こる場合 糖尿病のしびれは、足の裏が変色したり指先から全体にしびれが起きてくる場合があります。 糖尿病は代謝疾患ですから、血液が末端まで流れずに壊疽を起こしてしまう事もあります。糖尿病の治療をしている人、食生活に問題のある人は注意して観察しておくことが重要です。 まとめ 足の裏のしびれと一言でいっても『どこがどうしびれるのか』にもよりますし、疲れた時だけなのか毎日なのかにもより原因は異なります。 体に起こるしびれは、自分の体が発するサインの1つでもあります。運動不足と自覚があれば積極的に体を動かし、食事のバランスが悪ければ見直す。小さな事から直していく事が、健康な体を作るために必要ではないでしょうか。 足の裏には様々なツボがあるように、疲れも感じやすい場所です。 実際には原因が特定出来ない場合もありますが、しびれが気になるのであれば早めに病院で検査なり診察を受けて治療を行う事が必要です。
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