海外ではどうしてる?産後ケア ~イギリスのママたちの場合~

イギリスでは産後の退院をお産当日でもできるらしく、そういった方も多いそうです。
その代わり万全な産後の訪問サポートが受けられ、毎日助産師が赤ちゃんやママの心と体に関してのケアをしてくれるのだとか。
それから、大体2週間ほどで助産師は保健師と交代。子どもが5歳を迎えるまで、ママと子どもをサポートしてくれます。
ちなみに、保健師とは企業や学校で保健指導・健康管理を行う看護師のことです。
このようにサポート体制はしっかりしており、母乳育児・離乳食・歯磨きなどの指導や、メンタルや体に関しての専門家を必要に応じて紹介してくれます。
これなら、産後もあまり不安なく育児生活を送れるのではないでしょうか。
同じ産後ケア事情でも、日本と海外でこんなにも違いが出るんですね。
だからこそ大事な産後ケア

産後ケアとは、単純に数回骨盤を矯正すれば大丈夫・・・なんて事はありません。
ヨーロッパ諸国では、産後にリハビリまで行ないます。
もちろん産後は、骨盤や骨格全体的に歪みやすい状態なので矯正は大事ですが、同時に伸びてしまった筋肉などの回復も大切です。
つまり「骨盤などの矯正+筋肉の回復(筋力トレーニング)」までをセットで行うこと。
これが産後の体を元に戻すために重要な鍵となります。
海外の産後ケアを丸々取り入れることは難しいですが、参考にできるところは進んで取り入れていきたいですよね。
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産前産後の悩みの関連記事
産後トラブルを改善するためには骨盤よりも〇〇を整えることが大事です!
こんにちは自律神経専門整体院和屋の小田です。私のコラムに目を通していただきありがとうございます。
今回は出産後のお母さんが気になる産後の骨盤矯正や尿漏れ、抜け毛、育児ノイローゼなどの産後トラブルの解決法をお話しさせて頂きます。また直ぐにお二人目をご希望されているお母さんにも効果がありますので参考にしてみてください。
出産後に整えるべきは骨盤ではなく・・・
当院にも多くの産後間もないお母さんが来院されますが、みなさん一様に「産後の骨盤を整えてください」とお願いされます。しかし産後に一番大切なのはホルモンバランスの乱れを整えてあげることです。なぜ出産によって骨盤が開いてしまうのに大切なのは骨盤ではなくホルモンバランスなのでしょうか?
出産の仕組みを理解しましょう!
まずは、赤ちゃんがどういった仕組みでお母さんのお腹の中から生まれてくるのかを知ることが重要です。赤ちゃんが大きくなったら勝手に出てくるのではありません。ましてや産科医や助産師さんがお腹の中から引っ張り出すわけでもありません。
正常な出産の場合、赤ちゃんが成長し、出産しても大丈夫となると赤ちゃんから臍の緒を通してお母さんに「OKサイン」が出されます。このサインが信号として神経伝達しお母さんの脳に伝えます。そうすると脳が体の各器官に、出産準備をするよう内臓や筋肉の受動運動を司る自律神経などに命令を下すのです。
そして出産に向けて骨盤を緩めたり、子宮や横隔膜、腹筋群などを緊張させたり、痛みの軽減や気を失わないように様々なホルモンを分泌し出産に向かいます。そうすることで陣痛や破水が起こり子宮口が開いていくのです。また筋肉が蠕動運動といって波を打つように動き赤ちゃんを押し出します。これもまたホルモンの働きによるものです。
これら一連の流れに何の問題もなくスムーズに行えるお母さんは安産の傾向にあり、どこかで働きが低下していると予定日を過ぎているのに、なかなか産まれないや難産ということが起こります。すなわち神経伝達や血液循環、その他の様々な生理機能が正常なお母さんほど出産は安定し、ストレスや生活習慣の乱れがあり生理機能が低下しているお母さんほど不安定になるということです。
出産は体の持ついっぱいの機能が凝縮されているんですねぇ。
産後の骨盤はどうなるの?
出産によって開いた骨盤は緩く安定感に欠けます。そのままの状態ですと上半身の重さを支えることも出来ず、股関節からの力を伝えることも出来ないので、歩くことも一苦労です。「やっぱり骨盤が重要じゃない!」って思われるかもしれませんね。
でも大丈夫です!通常、生理機能が正常な方は、緩んだままだとちゃんと動けないと脳が認識し、出産時とは反対に骨盤を締めて安定させようと体の各器官に指示を送ります。これもホルモンの働きによるものです。昔の人は産後間もなくから畑仕事をしていたのはご存知ですか?生理機能が正常に働き、ホルモンバランスが安定することで体が勝手に整えてくれていたんです。
出産による骨盤の開きは、物理的に開いているのではなく生理的に開いているという認識を持つことが重要です。
実は産後に限らず、骨盤が緩んだり歪んだりしてしまうのも生理的な問題が原因しています。過去に骨盤の歪みを指摘されて矯正を受けたことがある方もいると思いますが、何度も同じ歪みを起こし同じように矯正を受けたことはありませんか?姿勢を指摘され意識をしているが、同じように歪む。
これは骨盤の歪みや開きを、物理的にしか矯正できていないから起こるのです。
産後の骨盤矯正も全く同じで、骨盤を締めようとする働きが戻っていなければ、どれだけ矯正しても時間とともにまた緩んでしまいます。最終的に産後に起こったトラブルが改善されるまでに半年や1年かかったという方もいらっしゃいます。
ホルモンバランスを乱す要因
では、産後の様々なトラブルを改善するためのホルモンバランスを乱しているのは何でしょう?100種類以上存在しているホルモンは脳が指示を出し、自律神経がコントロールしています。そしてホルモンバランスを乱す要因はストレスや過去のトラウマ、不安や悲しみといった感情から、大気や水質の汚染、電磁波、放射能、添加物、農薬などの環境にあります。また睡眠不足や暴飲暴食などの生活習慣もホルモンバランスを乱す大きな要因となります。
これらの要因を取り除き、見直していくことでホルモンバランスは安定していきます。また体質の改善を目的とした施術や食事を平行させていくことで、安定までの時間や安定度に変化が出ます。
お子さんのトラブルにも・・・
ホルモンバランスを整えることのメリットは骨盤が締まることだけではありません。赤ちゃんは成長とともに様々な問題を抱えていくことになります。問題となるのは健康面だけではなく、夜泣きや母乳を飲まない、イヤイヤ期、赤ちゃん返り、発達障害など精神的な心の問題まであります。
健康面の問題も含めて、お子さんが発症する問題の多くが、お母さんに起因しています。お母さんのホルモンバランスが整い、生理機能が正常化することで、心身ともに余裕が生まれます。この余裕がお子さんの心身の余裕に繋がるのです。お子さんの問題は、お母さんの体の中に、何か問題があるよぉっていうお子さんからのメッセージだと思ってください。お母さんの心身が健康だと、お子さんも健康になります。
1人でも多くのお母さんが、育児が楽しいと感じて頂けることを願っております。
自律神経を整えることは、食事や睡眠などの生活習慣を見直していくことで、セルフでも十分に可能です。私で宜しければいつでも相談を受けます。皆様の心と体が健やかでありますように。
筆者プロフィール
小田 剛美
自律神経専門整体 和屋院長
もともとはカイロプラクターとして筋骨格へのアプローチを得意としておりましたが、自分が酷いアレルギーを
体質を改善したことで克服した経験から東洋医学のホリスティック療法を志す。
不妊症の原因となりうる生理痛、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症や更年期障害などの婦人科疾患
花粉症、ハウスダスト、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患を中心に
内蔵調整、頭蓋骨調整、エネルギー調整を用いることで体質改善を図ります。
西洋医学、東洋医学、チャクラ、ホメオパシーなどの概念から体をホリスティックな視点からとらえ
機能的、スピリチュアル的に変化させ、健康で幸せな生活を目指して頂きます。
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安産のための自分で出来る2つのトレーニング
妊娠中はどうしても、運動不足から、筋力が落ちたり、今までと違う姿勢になるため、身体の一部分だけ使いすぎたりと、筋力のバランスが 崩れてしまいます。
体のバランスが崩れるということは、身体の要である「骨盤」がゆがんだ状態になります。
しかし、筋肉のバランスを整えるために運動といっても、妊娠中に激しい運動をする事は出来ませんし、マタニティヨガやスイミングなどをするには、時間やお金がかかります。そこで、もっともかんたんで、手軽な方法として「歩く事」をおすすめ します。
安産のためのトレーニング その1「歩く」
『歩くだけでいいの?』と思うかもしれませんが、歩くことはとても有効で、しかも、買い物や用事を足すために歩いて行く事が、運動になる ので効率的です。
いつも車で移動されている方は、近所のコンビニくらいは歩いて行くよ うに意識するだけでもいいと思います。
いつもよりちょっと多めに歩いてみる。
そう意識して、実践する事が運動不足の解消につながります。 また、歩く事により、基礎体力が維持できるので、産後の育児にも良い 影響がでます。
出産は、母体に非常に大きな負担がかかるのです。
出産の痛みを『鼻からスイカが出てくるような痛み』などと、言う方がいます。
これだけの痛みが伴うということは、身体に対してとても負担がかかり、 非常に体力を使うということになります。
現在70代の方々が産まれた時代は、平均で6人くらいは出産をしていた のではないでしょうか?
ちなみに私の父は10人兄弟、母は5人兄弟です。今の時代では、『大家族』と呼ばれてしまいますよね。
10人も出産をするということは、10回もその痛みに耐え、それこそ生死をかけお腹を痛めて産んでいたのでしょう。
体力も相当必要だと思い ます。
今より栄養状態など悪かったと思うのですが、その体力はどこからきて いるのでしょう?
1つの要因として考えられるのは、その時代は、自給自足で、女性も農 作業=肉体労働をしなくてはならなかったので、昔のお母さん達の基本 的な体力が、現在のお母さん達よりあったからと考えられます。
特に下半身の筋肉・骨格がしっかりしていたため、たくさんの子供を産 むことができたのではないかと思います。
安産のためのトレーニング その2「四股を踏む」
そこで、現在のお母さんたちの下半身の筋力不足を解消するエクササイ ズ「四股踏み」をおすすめします。
四股とは、お相撲さんが取組前に行っているもので、四股が上手に踏め るようになるまで、ほかの練習はしないとも言われる重要なトレーニングです。
あのお相撲さんの巨体を支え、ブレない軸を作り上げるのです。
下半身の強化を目的とし、特にインナーマッスルである大腰筋を強化で きる運動です。
これが、意外と手軽にできるので、妊娠中の方にもお薦めです。
「四股踏みの手順」
1、足を肩幅より広めに開きつま先を外へ向け、背筋を伸ばし、お尻を 垂直に下す。
足首、膝、股関節の角度が90度になるようにする。この 姿勢を腰割の姿勢といいます。
2、左足に体重をかけて、右足を上げる。この時、床を蹴らずに、股関 節まわりの筋肉を意識して、ゆっくり上げていきます。
また、お尻が後ろに出てしまうと効果が半減するので、気を付けてください。
3、上半身の軸をまっすぐにしたまま、体全体を右に傾けて右足をつま 先から下します。
お腹に力を入れるとスムーズに下せます。
4、これを、左右5回繰り返します。
初めは無理をせず、腰割の姿勢だけから始めてもいいと思います。
腰割が、スムーズにできるようになったら、足を上げる動きを追加してみて下さい。
筆者プロフィール
梶田 了
ライフ快療院 院長
かじた式骨盤矯正整体スクール主宰・主任講師
「ずっと通わせない」をモットーに、初回の問診に時間をかけて体の状態をしっかり
把握し、骨だけでなく筋肉のバランスを調整する安全なオリジナルの矯正法を使い、
根本から改善するために一人一人に合ったエクササイズ指導や日常生活のアドバイスもしています。
来院者は20代〜40代の女性が中心で独自に開発した「かじた式骨盤矯正法」を
施術の軸に取り入れ、特に「産後の骨盤矯正」を得意としています。
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海外ではどうしてる?産後ケア
海外ではどうしてる?産後ケア ~イギリスのママたちの場合~
イギリスでは産後の退院をお産当日でもできるらしく、そういった方も多いそうです。
その代わり万全な産後の訪問サポートが受けられ、毎日助産師が赤ちゃんやママの心と体に関してのケアをしてくれるのだとか。
それから、大体2週間ほどで助産師は保健師と交代。子どもが5歳を迎えるまで、ママと子どもをサポートしてくれます。
ちなみに、保健師とは企業や学校で保健指導・健康管理を行う看護師のことです。
このようにサポート体制はしっかりしており、母乳育児・離乳食・歯磨きなどの指導や、メンタルや体に関しての専門家を必要に応じて紹介してくれます。
これなら、産後もあまり不安なく育児生活を送れるのではないでしょうか。
同じ産後ケア事情でも、日本と海外でこんなにも違いが出るんですね。
だからこそ大事な産後ケア
産後ケアとは、単純に数回骨盤を矯正すれば大丈夫・・・なんて事はありません。
ヨーロッパ諸国では、産後にリハビリまで行ないます。
もちろん産後は、骨盤や骨格全体的に歪みやすい状態なので矯正は大事ですが、同時に伸びてしまった筋肉などの回復も大切です。
つまり「骨盤などの矯正+筋肉の回復(筋力トレーニング)」までをセットで行うこと。
これが産後の体を元に戻すために重要な鍵となります。
海外の産後ケアを丸々取り入れることは難しいですが、参考にできるところは進んで取り入れていきたいですよね。
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鍼灸でも!?逆子を直す4つの方法。現役鍼灸師が紹介します!
お腹が大きくなってくると、心配事の1つに「逆子」があるのではないでしょうか?
本来、お腹の赤ちゃんは頭が下になっていますが、その頭が「逆さま」の位置、「上」にきてしまうというものです。
今回は、その逆子を直す4つの方法についてご紹介していきます。
逆子とは?
逆子になる原因はまだはっきりとはわかっていません。
骨盤が狭い、子宮筋腫がある、などが妨げになり頭を下に動けなくなってしまうケースや、羊水過多で動きやすいために、頭を下にできない、などのケースもあるようです。
妊娠初期や中期はまだ胎児が小さく、子宮内をグルグルと動き回ります。
しかし、妊娠28週目頃から頭部の成長が著しくなり、大きく重たくなるため子宮の先端(下腹部)を向くように、頭を下にした形で子宮内におさまります。
それが上手く行かずに、頭を上にしたまま動けなくなってしまった状態を「逆子」と言います。
出産まで逆子なのは、全体の3〜5%と言われています。
妊娠10ヶ月(妊娠36週)以降も逆子の場合には、母子共に安全面を考慮し、帝王切開を勧められます。
通常、頭から産道を通る場合、赤ちゃんはどこにも引っ掛かりがなく産まれますが、逆子の場合、足から出てくるため、足や腕、肩や顎などが、産道に引っ掛かる可能性があるからです。
逆子を直す4つの方法
逆子をなおすにはどうしたらいいのでしょうか。
実際に行われている方法やオススメの直し方を紹介していきます。
1.話かける
意外と単純だが改善経験として多いのが話かけることです。
「おーい、頭が下だよ〜!」などと赤ちゃんに話しかけます。
医学的な根拠はありませんが、精神的にリラックスすることで、お腹の張りが減り、胎児が動きやすくなるとか。
2.逆子体操
逆子の改善法でメジャーなのが、この体操です。体操には2種類あります。
1.胸膝法(きょうしつい)
胸膝法はうつぶせになった状態でお尻だけを高く上げ、そこからお尻側に腕を伸ばし脱力する。
そのまま15分~20分姿勢を保ちます。
その後、そのまま頭を持ち上げず、横向きに寝ます。
2.仰臥位法(ぎょうがい)
仰臥位法は別名「ブリッジ法」とも呼ばれます。
仰向けに寝て、枕や布団をお尻の下に敷き、お尻の位置を30~35センチほど高さにします。
そのまま10分ほど姿勢を保ちます。
仰臥位法は赤ちゃんの向きによって、横になる向きが異なるので、専門科医に相談して行ってください。
3.外回転術
外回転術 とは、医師や助産師さんが、おなかの上から胎児を回転させる方法のことです。
安全上いくつか条件はありますが「36週前後」「胎盤の異常がない」「切迫早産でない」ことなどが整えば実行できます。
超音波や分娩監視装置で、胎児の状態をチェックしながら、慎重に手で回転させます。
熟練した人が行えば、成功率は高いそうです。
張り止めの薬を投与しながら行うこともあるので、専門医に相談すると良いでしょう。
4.鍼灸
逆子の原因の一つに『冷え』による子宮の緊張が考えられています。
全日本鍼灸学会の発表によると、鍼灸による逆子の矯正率は89.9%で、母体や胎児に対する危険性も少ない、とされています。
当院で行っている枇杷葉温圧灸では、ツボを刺激し、血流や気の流れを改善し、『冷え』を取って行きます。
全身の『冷え』をとることで子宮の筋肉が緩み、赤ちゃんが回転するスペースがつくることができるのです。
以前、33週 逆子でお悩みの方が通院されたことがあります。4回、施灸しましたが3回目後から、今までは下腹部にあった胎動が上の方を蹴るようになっているといい、その後の検診時のエコー検査で元に戻っていることが確認されました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ご自身に合った改善方法で、安心して出産日を迎えられることを願っています。
一色浩太
つるのこころ治療院院長(鍼灸按摩マッサージ指圧師)
一般社団法人 まほろば東京融合療法研究会付属施術所 所長
中国上海中医薬大学 解剖学短期研修修了
枇杷葉温圧療法 師範 (福寿弁天秘法 濱田家直系)
治療の主役は「あなた自身」です!
人には自らを治そうとする自己治癒力があります。その力を最大限に引き出し、整えてあげることで症状に対して根本的な側面からアプローチしていきます。
また東洋医学では病気になる前に治療や養生をして未然に防ごうということを「未病知」といいます。当院はこの病気になる前の"予防"にも力を入れ、根拠のある施術、指導を行っていきます。
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妊娠中・産後に坐骨神経痛が起きたときの対処法
坐骨神経痛の原因
妊娠中や産後に坐骨神経痛を起こす方もいます。坐骨神経痛は腰のヘルニアが原因であることもありますが、その神経の通り道であるお尻や腿の後ろの筋肉が疲労などにより硬くなる事で起きることもあります。
妊娠中や産後は硬くなりやすい?
x娠中や産後しばらくは全身の関節が緩い状態です。
仙腸関節(骨盤の関節)・股関節なども緩んでいるため自分の体重を支えるだけで、体重のかかる下半身の関節またはその周囲の筋肉は相当な負担がかかり疲労を起こします。
更にその状態で抱っこ(妊娠中でも上のお子さんがいる方はやはり同じ)せざるを得ない方も少なくないため負担がもっとかかってきます。これらが、股関節や周囲の筋肉を固める要因となっています。
症状を緩和させる方法
やはり筋肉を緩めることですが、太ももの後ろ側 付け根辺り(坐骨辺り)を触ると硬くスジ張っているところがあります。その辺りを手で、スジに対して横切る様にグリグリとほぐします。
強い力は禁物です。気持ちよく感じる強さで。そのまま下の方に移動させながら(膝裏方向へ)ほぐしていきます。30秒〜1分はほぐして下さい。あとはお尻の方も窪んでる辺り(お尻のほっぺたのあたり)もほぐしてみて下さい。
長時間座っているのもお尻や太もも後ろが血行不良を起こしやすいので、ちょこちょこ体勢を変えるなどして負担を減らすように心掛けましょう。
筆者プロフィール
中野 耕助
新浦安こころ整体院長元テーマパークダンサー
大川カイロプラクティック専門学院卒/日本徒手整体アカデミー卒
様々な治療院などで経験を積み、2010年 託児付き整体院 こころ整体 を開業。
産前産後ケア、美容整体など女性のための整体院として運営しております。NHK朝の情報番組「あさいち」にも出演経験あり。
また、ママさんサークルでダンス講師などもしており、踊る整体師として活動しております(笑)
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産前産後の悩みの相談
29歳 主婦 3人目妊娠中30週目
最近になり、主に長時間座った姿勢からの立ち上がりなど、動き始める時に尾骨付近がズキッと痛みます。
一番つらいのは寝返りをうつ時。
子供は良く寝てくれているのですが、寝相が悪いので尾骨の痛みとは別で数回起きてしまいます。
お腹の張り感も少しありますが、あ...
1歳2ヶ月になる子供のいる40歳専業主婦です。
出産後2ヶ月程してから右の手首が腱鞘炎で痛み出し、未だに治りません。
友人に、授乳中のママは腱鞘炎になりやすい、卒乳したら自然と治まるよと言われたので、放置したまま1年過ぎましたが、未だに痛みます。
確かに授乳真っ盛りの頃...
こんにちは。
7月上旬に出産し、少し落ち着いてきたので、
産後の骨盤矯正について考え始めたところです。
産後の骨盤矯正ってそもそも必要なのでしょうか?
やるとどんなメリットがありますか?
あと痛くないですか?
教えてください。
...
30代で、ただいま産休中(普段は医療事務してます)の3人目妊娠中の2児の母です。
37週の健診でまさかの逆子になってしまい、38週目です。
正産期に入ってしまっているので、何とか治らないかと逆子運動をしていますが、治る気配がありません。
病院の先生は帝王切開を進めており、このままだと帝王切...
私は30代女性の専業主婦です。
結婚して2年ほど経っても子どもができず、1年程前に意を決して婦人科を受診したところ、不妊と診断されました。
その後、タイミング法や人工授精などに挑戦していますが、不妊の原因がわからず、授かることができません。
処方された薬や漢方を飲んでいますが、このような生活が...